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7月28日、茨城県警つくば署と県警人身安全対策課は、知人女性に対するストーカー規制法違反の疑いで、茨城県つくば市東新井、つくば探偵事務所の代表「栗原 玖史」容疑者(44)を逮捕しました。 つくば署は6月28日、県内在住の20代女性から相談を受け、栗原に電話で注意したにもかかわらず同女性の自宅に押し掛ける等の行為をしたため、同29日に禁止命令をだしていました。
逮捕容疑は、7月26日、付きまとい行為の禁止命令を受けていたにもかかわらず、同女性の外出先でつきまとい等のストーカー行為を行ったためです。つくば署によると、改正法で規制対象となった被害者の行動先での見張り行為などが摘発されるのは茨城県で初めて。栗原は、容疑を否認しているといいます。
探偵目線でこの事件を考えると、「これは調査がエスカレートしたのか?」または「個人的に行ったことなのか?」という疑問があります。しかし、報道内容をよく見ると相手が知人女性であるとのこと。自宅に押し掛けたりバレるような調査をしたとしたのであれば、探偵として完全にOUTですし、警察から禁止命令が出たにも関わらずストーカー行為を続けたことは人としても論外です。
私どもガルエージェンシーでは、ストーカーにつながる調査はお断りしていますし、インターネットの普及で個人情報の漏洩や誹謗中傷が行われやすい昨今、調査業を営む立場として個人情報保護法および探偵業法を順守し調査を行っていおります。
最後に、今回の事件の容疑者である「栗原玖史」は、つくば探偵事務所のほか東京都港区六本木にて、飯倉探偵事務所を経営しているようですが、それらのホームページには皮肉にも次のような文言が記載されています。
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嫌がらせはエスカレートします。
忘れたころに、またやられます。
何も心当たりがないことがほとんどです。
——確かな証拠なしに警察に相談しても何も動けません。事件があってから動くのです。
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