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22日、ジャパントップ12の女子シングルス決勝で、伊藤美誠(スターツ)が平野美宇(日本生命)との“みうみま対決”をゲームカウント4-1で制し、トップ12初優勝に輝いた。
<LIONカップ第24回卓球ジャパントップ12 SENDAI(兼2020世界卓球日本代表最終選考会) 2019年12月21日〜12月22日>決勝は注目のみうみま対決写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部トップ12の決勝は同じ2000年生まれの19歳である伊藤と平野の“みうみま対決”が実現した。
幼い頃からダブルスも組み、2014年のワールドツアーグランドファイナルでは史上最年少優勝も成し遂げている。
シングルスでは、今年国際大会では、香港OP、オーストラリアOP、スウェーデンOPと対戦があり、すべて伊藤が勝利している。
写真:平野美宇(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部五輪選考がひと段落となり、「プレッシャーもなく思い切ってできた」と前日の試合から4連勝し勝ち上がってきた平野。
今回の試合は、持ち味の速攻プレーでストレートを上手く突き、平野が1ゲーム目を先取する。
2ゲーム目も続けて平野が10-8とゲームポイントを握るも、そこから伊藤がラリー戦を制して10-10。
デュースでは会場を魅了する好ラリーを連発し、12-11と伊藤がゲームポイントを握る。
最後は伊藤がバックの表ソフトラバー(表面に粒が並ぶラバー)で平野の鋭い両ハンドドライブを捌き、甘くなったところをフォアスマッシュで仕留め、13-11で2ゲーム目を逆転でものにした。
写真:伊藤美誠(スターツ)/撮影:ラリーズ編集部3ゲーム目は伊藤が6-0と出足から優位に進め、そのまま11-7。
ゲームカウント2-1と伊藤リードでゲームは中盤戦へ。
4ゲーム目もデュースにもつれ込む。
平野が両ハンドドライブで攻め、伊藤が守るという展開が続くが、16-15までもつれたデュースは伊藤のサービスエースで17-15と終止符が打たれる。
これでゲームカウント3-1と伊藤が王手をかけた。
6ゲーム目も競り合いとなるが、最後は伊藤がフォアドライブで打ち抜き、嬉しいトップ12初優勝を果たした。
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