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来月には新防疫制度導入 それまで警戒レベル制維持 フィリピン
アンヘレス大統領報道長官は19日、マルコス大統領が18日にベルへイレ保健相代行と協議した結果、8月第2週に現行の防疫警戒レベル制に代わる新たな防疫規制を公表し、それまでは現行の警戒レベル制を継続することで同意したと発表した。

去年の9月から約15日ごとに発表されてきた地域別の警戒レベル割り当ての更新はなく「現状のレベルを据え置く」こととなった。

新防疫規制を導入した後も警戒レベル自体は継続するが、防疫規制とは分離される見通し。

8月第2週というタイミングは、医療機関に対しBA5などオミクロン株派生型の流行に対応する体制作りの期間を与えるために設定された。

前政権で防疫規制作りに影響力を持ってきた、国内食品・飲料メーカー大手RFMコーポレーションのコンセプション最高経営責任者は、感染者数でなく医療機関の逼迫(ひっぱく)状況に基づき警戒レベルを設定し、台風警報に類似したシステムに移行することを提言している。

▽IATF再編、NTF廃止
また大統領府によると、保健省は現在、コロナ禍で防疫規制作りを主導してきた新型感染症省庁間タスクフォース(IATF)を関連する機能に特化するよう再編に取り組んでいる。

行政機能の重複を削減するため、災害対策本部(NDRRMC)が、防疫規則の実施・ワクチン調達を担ってきた新型コロナ国家タスクフォース(NTF)に取って代わる。

▽増加傾向9月まで
ベルへイレ保健相代行は大統領との協議で「最近の感染増加はオミクロン株派生型BA5が一因」と報告。

ワクチン接種が進まなかった場合、9月まで入院患者数が増加し続けるとの推計を伝えた。

保健省によると、11~17日の新規感染者は1万4640人で、前週より44%増加した。

(竹下友章)
【日時】2022年07月20日
【提供】まにら新聞
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