大阪市・松井一郎市長が予約システム不備報じた毎日新聞に詰め寄る「愉快犯的なところがある」
2021年5月18日 20時34分 東スポWeb真拡大
大阪市の松井一郎市長(57)が18日、大阪市役所で記者団の取材に応じ、自衛隊の大規模接種センター予約で朝日新聞出版社「AERA dot.」と毎日新聞記者が架空の市町村コードで予約ができ、システムに不備があることを報じた問題で、毎日新聞に詰め寄った。
松井氏は毎日の記者に対し、「君らのとこは、モラルハザードの予約はやめなあかんよ。偽造して予約して記事を書く。ああいうことをされると、邪魔してることになる」と発言。記者が予約は取り消しており、システムの不備を伝えなければならないと応じると、「偽造した予約を入れてええというのと、つながるというのはちょっと違う。モラルの話だ」と話した。
さらに、松井氏は「予約しても予約枠が余るだけ。偽の番号だから打てない。それは予約システムにどのくらい大きな問題になる? 本人じゃないから接種券もない。毎日新聞に聞きたい。それを有料で予約枠を売れるとかになれば問題はあると思うけど、偽装予約して何のメリットがあるの? 毎日新聞が騒ぎ立てているのが、よく分からん」と報道の意義を疑問視。「何のためにああいう取材の仕方をするのか。システム上、不備があるんじゃないのという愉快犯的なところがある」と不快感を示した。
この問題を巡って岸信夫防衛相は、自身のツイッターで「朝日新聞出版AERAドット及び毎日新聞の記者が不正な手段により予約を実施した行為は、本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為です」と両社へ抗議した。
2021年5月18日 20時34分 東スポWeb真拡大
大阪市の松井一郎市長(57)が18日、大阪市役所で記者団の取材に応じ、自衛隊の大規模接種センター予約で朝日新聞出版社「AERA dot.」と毎日新聞記者が架空の市町村コードで予約ができ、システムに不備があることを報じた問題で、毎日新聞に詰め寄った。
松井氏は毎日の記者に対し、「君らのとこは、モラルハザードの予約はやめなあかんよ。偽造して予約して記事を書く。ああいうことをされると、邪魔してることになる」と発言。記者が予約は取り消しており、システムの不備を伝えなければならないと応じると、「偽造した予約を入れてええというのと、つながるというのはちょっと違う。モラルの話だ」と話した。
さらに、松井氏は「予約しても予約枠が余るだけ。偽の番号だから打てない。それは予約システムにどのくらい大きな問題になる? 本人じゃないから接種券もない。毎日新聞に聞きたい。それを有料で予約枠を売れるとかになれば問題はあると思うけど、偽装予約して何のメリットがあるの? 毎日新聞が騒ぎ立てているのが、よく分からん」と報道の意義を疑問視。「何のためにああいう取材の仕方をするのか。システム上、不備があるんじゃないのという愉快犯的なところがある」と不快感を示した。
この問題を巡って岸信夫防衛相は、自身のツイッターで「朝日新聞出版AERAドット及び毎日新聞の記者が不正な手段により予約を実施した行為は、本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為です」と両社へ抗議した。