🧖 登別市雑談

野口観光グループ（本社登別市、野口秀夫代表取締役社長）の２０１８年度（平成３０年度）入社式が１日、登別温泉町の登別石水亭で行われた。入社１〜４年目の社員が企画したセレモニーで、野口観光ホテルプロフェッショナル学院（苫小牧市）に入学する社員を含む新人９０人を出迎えた。

　同社は昨年から、入社１年目の若手社員を中心とする「入社式プロジェクト」を立ち上げ、従業員の満足度向上と離職率の低下を目指している。今回も新入社員に一体感と安心感を与え、胸に大きく刻まれる入社式に—と、議論を重ねてきた。

　式では役員らも並び１１７人が出席。野口社長が新入社員を前に「社員が夢や目標を実現するために努力した結果が会社の夢や目標を達成することにつながる。皆さんの一挙手一投足が野口観光の経営にプラスになると意識して自立心を持ってほしい」と訓示した。

　配属先ホテルの支配人たちの紹介をＶＴＲで上映。その後、野口社長が新入社員一人一人に社員の証であるネームプレートを直接手渡した。自分の名前が呼ばれた新入社員たちは、野口社長の前で「最高のおもてなしができるホテリエを目指します」「全てのお客さまを笑顔にします」などと決意を述べ、ネームプレートを受け取った。

　新入社員を代表して「緑の風リゾートきたゆざわ」に配属される伊藤綾乃さん（２０）が「これから野口観光のホテルマンとして働く上で明るい笑顔と気遣う心を大切にしたい。お客さまの気持ちを察することができるホテルマンを目指し、一日でも早く会社に貢献できるよう取り組んでまいります」と決意表明した。

　新入社員は３月２１〜３１日に研修を受けており、今月３日から道内外１５事業所で勤務に就く。