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“日本一遅い”桜まつり熱気　釧路町、気温上昇しにぎわう
05/22 07:00


夏を思わせる陽気のなか、多くの親子連れなどが訪れた別保メモリアルパーク
　【釧路町】釧路、根室管内は２１日、暖気が上空に入り、前日に続き夏を思わせる陽気となった。「日本で一番遅い桜まつり」と銘打った第３５回釧路町桜まつり（実行委主催）が開かれている別保メモリアルパークでは、ソフトクリームやかき氷に手を伸ばす人の姿が目立った。

　釧路地方気象台によると、釧路市と白糠町、阿寒湖畔を除く計１７地点で今年最高気温を記録。中標津空港は３１・７度で５月の観測史上最も高く、川湯は３１・１度、阿寒町中徹別３０・３度。釧路市は１７・５度で、７月上旬並みだった。

　まつり会場のサクラは盛りをやや過ぎたが、シートを敷いて弁当を広げる家族連れや仲間と焼き肉を楽しむ人たちがいた。釧路町の金須（きんす）悠真君（３）はかき氷を「冷たい」とうれしそうに食べ、母の亜矢子さん（３２）は「天気がいいので出てきました。滑り台で遊ばせます」と見守った。

　同まつりは２２日までで、午前１０時〜午後３時。吹奏楽やヒップホップダンスなどのステージ、ゲーム大会などを行う。（小川郁子）