羊の放牧拡大で取り組み開始へ
04月01日 12時25分
羊の放牧が盛んなニュージーランドから専門家を招いて道内での羊の飼育を強化する取り組みが、ことしから始まることになり、将来的には、食肉生産の拡大につながることが期待されています。
この取り組みは、石狩の当別町にある農業資材などの販売会社がニュージーランド政府などと共同で行います。
計画では、ことし5月からの2年間、恵庭市など道内3か所の羊の牧場にニュージーランドから専門家を招き、放牧の拡大に向けて技術協力を進めることにしています。
羊の放牧による飼育は、屋内での飼育に比べてエサや管理のコストを抑えられるなどのメリットがある一方、寄生虫対策などの衛生管理が課題となっています。
今回の計画では羊の放牧が盛んなニュージーランドの最新技術を生かして衛生管理対策などを進めることで、将来的には食肉の生産拡大につながることが期待されています。
取り組みを進める当別町の会社、ファームエイジは「北海道のヒツジの生産拡大とブランド化をサポートしていきたい」と話しています。
[匿名さん]