💻 PC･パソコン

危険なサイト安全に閲覧、シマンテックが企業向け
2018年6月19日


サイバーセキュリティー大手のシマンテックは19日、ウイルス感染などの危険が潜むウェブサイトをブラウザー（閲覧ソフト）で安全に閲覧できるクラウドサービスを企業向けに開始した。
最近は正規サイトでも犯罪者のサイバー攻撃によってウイルスが埋め込まれるなど、企業のパソコンがブラウザー経由で脅威にさらされることが少なくない。そうした事態を防ぎたい企業に売り込む。

危険なウェブサイトの遮断機能などを備えるクラウドサービス「ウェブセキュリティーサービス（WSS）」の新機能として提供する。顧客企業が指定したサイトやネットワークからの通信をクラウド上で分離。クラウド上の仮想サーバーが利用者のパソコンの代わりに、ブラウザーで発生する処理を実行する。
利用者のパソコンには処理を実行した結果の画面データを送る。この仕組みによってウイルスなどのデータを利用者のパソコンに送らないようにする。

安全と分かっているデータはそのままパソコンに送信する。全ての処理を仮想サーバーに代行させると表示に時間がかかるという副作用を起こりにくくした。

利用するにはWSSに接続するためのソフトをパソコン側に組み込む必要がある。利用料金はオープン。シマンテックの販売代理店の各社が提示す