ハミルトン逆転Vで通算93勝「疲労困憊のレース」
11/1(日) 23:53配信
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日刊スポーツ
優勝したメルセデスAMGのルイス・ハミルトン(AP)
<F1:エミリアロマーニャGP>◇決勝◇1日◇イモラ・サーキット
11月1日、F1第13戦エミリアロマーニャGPの決勝が行なわれ、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが逆転優勝で今季9勝目を挙げ、通算93勝目と最多勝記録をまたひとつ伸ばした。メルセデスAMGはバルテリ・ボッタスも2位に入り、メルセデスAMGは1999年から2004年のフェラーリ黄金期を上回る史上最多7年連続となる2020年のコンストラクターズチャンピオン獲得を決めた。
【写真】メルセデスAMGのルイス・ハミルトン
レース序盤をリードしたのはポールポジションのボッタス。しかしボッタスはマシンにダメージを負っており、19周目と早めのピットストップ。ここでハミルトンは30周目までピットストップを遅らせ、トップでコースに復帰することに成功した。
[匿名さん]
51周目にマックス・フェルスタッペンが右リアタイヤのバーストでリタイアしセーフティカー導入となったが、残り6周で再開された後もハミルトンはボッタスを寄せ付けず勝利を収めた。
「今日は本当に疲労困憊のレースだった。ものすごく速いマシンだったからね。今はこの勝利を噛み締めているよ。僕らはこれまで誰も成し遂げることのできなかったことを達成した。諦めることなくイノベーションし続けてきたこのチームのみんながヒーローだ。僕らはこうして記録を塗り替えていくんだ」
3位にはセーフティカー導入時にピットインしないギャンブルに出たルノーのダニエル・リカルドが浮上し、アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトの猛攻を抑えて第11戦アイフェルGPに続き今季2回目の表彰台獲得。クビアトは惜しくも4位に終わった。レッドブル・ホンダはフェルスタッペンが2位走行中にリタイア。アレクサンダー・アルボンはリスタート直後のバトルでスピンを喫して最下位15位となりノーポイントに終わった。
(米家峰起通信員)
[匿名さん]