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1万本以上の大麻栽培　男らに実刑判決／奈良
6/22(木) 19:26配信 奈良テレビ放送

奈良テレビ放送
　営利目的で大量の大麻草を栽培したなどとして大麻取締法違反などの罪に問われた男らの裁判で、きょう全員に実刑判決が言い渡されました。

　判決を受けたのは、指定暴力団二代目東組幹部の木村純一被告と無職の中尾幸夫被告らあわせて4人です。起訴状によりますと、4人は和歌山県かつらぎ町内の倉庫で去年7月頃から10月までに営利目的で1万本を超える大麻草を栽培したなどとされています。
　きょうの判決で、奈良地裁葛城支部の奥田哲也裁判官は「違法薬物の害悪を社会に広範囲に拡散させる危険性が高く、悪質というほかない」と指摘しました。一方で、4人が反省し更生の意欲を見せているなどとし主犯の中尾被告を懲役7年、罰金300万円としたほか、木村被告らにもそれぞれ実刑判決を言い渡しました。