第3回東方経済フォーラムに出席するためロシアを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6日、6次核実験など北朝鮮の相次ぐ挑発と関連し「ここで北朝鮮の挑発が止まないならば統制できない局面に陥る可能性があると思う」と述べた。
文大統領はこの日午後、ロシア・ウラジオストクで、ロシアのウラジミール・プーチン大統領との単独首脳会談の冒頭発言で「北朝鮮の続く挑発のために国際政治の状況が非常に厳重になった」と述べた。
文大統領は「北朝鮮の挑発を止めさせ、北朝鮮問題を根源的に解決するための法案も共に模索することを希望する」と述べた。
また文大統領はプーチン大統領の主賓招待で東方経済フォーラムに出席することになったことについて感謝の意を伝え「短い期間に繰り返し会って、また電話もするととても身近に感じる。プーチン大統領と私は年輩も似ており、また成長過程も似ていて気質も似ている点が多く、とても通じると感じている」と親近感を示した。
文大統領は「特に大統領が推進している新東方政策と、私が推進している新北方政策は一緒に夢を見ているのではないかと感じられる」と話した。
彼は「韓国はロシアの極東開発で最適なパートナー」とし「ロシアと韓国がしっかり協力すれば極東地域は、域内の繁栄と平和を導くことができる前哨基地となるだろう」と強調した。
続けて「私は、自分の在任期間中にロシアと韓国の関係を大きく改善し、発展させたい」とし「そのような点できょうの会談にかかる期待が大きい」と期待感を見せた。
【日時】2017年09月06日(水) 14:30
【提供】WoW!Korea