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米韓が3月はじめに予定していた米韓合同軍事演習を新型コロナウイルス感染拡大の懸念により、無期限の延期を発表した中、北朝鮮は同件についてどのような反応をみせるのか、関心が高まっている。

米韓合同軍事演習に対して、敵対感を示してきた北朝鮮は、今回の延期決定について内心は「歓迎している」と韓国メディアは分析。

よって、しばらくは軍事的挑発の危険度も低いとの見方が強い。

世宗研究所・北朝鮮研究センターのチョン・ソンジャンセンター長は「合同軍事演習が延期され、しばらくは実験発射など軍事挑発の危険はないと見ている」としながら、「上半期中は新型コロナウイルス防疫など、北朝鮮内部での危機を克服することに集中すると見ている」と分析した。