📖 創作･携帯小説

—登場人物—

伊藤　蘭　（ito　ran）
小学6年生。クラスで一番モテる。
男友達がたくさんいて、男勝り（!?）

七瀬　和哉　（nanase　kazuya）
蘭と6年間同じクラス。
高学年になってからモテ始めた。
少し女好き（？）

斉藤　七美　（saito　nanami）
そこそこモテるけど蘭には負ける。
蘭と一緒のクラスで大親友。


その他色々でてきます

面白そう♪
頑張ってね

エリさん>>ありはとうございます

>>3間違えました＞＜


——————————————————

プロローグ

小学三年生、これが初恋。
もうこの人以外好きになれない。
そう思う毎日だった。

「みんなで好きな人教えあお♪」
あの日友達がこう言ってくれなかったら
どうなっていただろうか。



女子4人、男子2人でベランダに出た。

「ねぇねぇ、この二人だったらどっちがいい？」
と、女子4人が男子二人のうちどっちがタイプか順番に言ってった。
そこにいた男子の一人が、、、和哉。
正直和哉が好きだった。けど、みんな和哉の名前は口に出さなかった。
「蘭は？」


「・・・えー・・・翔太かな」



嘘つき。本当は和哉なのに。
バカ。。。なんで素直になれないんだろう。。

でも和哉はわかってくれたと思う。
数日前に和哉に告ったから。
返事はまだ聞いてないけど・・・。
今日聞くつもり。

「じゃぁ次男子ね♪
好きな人誰？」

「んー・・・」と和哉が言いたくなさそうに
重い口を開いた。


まだ続きます。
プロローグ長くてすみません＞＜

「んー・・・俺は蘭か菜奈か桜」


え・・・今、、、蘭って。
嬉しかったよ。でもさ、、、でも・・・

その後翔太に告白されたんだっけ？
和哉に好きって言われたことが嬉しくて
それ以外ほとんど何も覚えてないよ。

「1位は誰なの？」
ってその後聞いたんだ。
そしたら「蘭だよ」・・・なんて言ってくれて。

あれから何年経ったんだろう。
ずっと和哉のこと思い続けてさ・・・
もう6年生だよ？笑っちゃうよね。

今では考えられない。
3年生のくせによくあんなこと言ったと思うよ。


今でも和也が好き

第１話

「おはよー・・・」
今日から新学期。
新しい教室で—って言ってもクラス替えは無かったから。
また和也と一緒のクラス。

「ちーっす」
なんて大声上げてさ。
ホントばかだよね。

「朝っぱらからうっせーんだよ」
和也と話したいだけ。
だから自分でも思ってないことを言っちゃう。

「お前は朝から元気無さ過ぎ!!!」
「んだとぉぉぉ??」
とか言って一発ケリを入れた。
これが6-3名物の「チビデカ戦争」
なんでこんな名前か？って——
だって和哉背小さいし、俺大きいし。

「またやってるよー」
「ホント仲いいよねー」

『よくねーよ!!!』
「ほらーハモった♪」
なんて女子にからかわれて・・・
こんな毎日だけど、ケッコー楽しい。
何より、和哉が一緒だから。

「ねぇねぇ、やっぱ蘭って和哉君のこと好きでしょ?」
「好きじゃない!親友の好きな人取るような人じゃありませーん」
「そうだよね＾＾」
今俺に話しかけて来たのは
親友（だと思ってる）の七海。
和哉のことが好きなんだよね。。
しかも・・・ケッコーいい感じ・・・。
多分両思いだよ。

一回告白されただけじゃ意味ないよね・・・そうだよね。
きっとあの時のこと覚えてるの俺だけだよね。
和哉なんて、、、俺に告白したこと覚えてないよ。


—続く—

（※蘭は自分のことを「俺」といいます）

続きかいてぇ＾＾

面白いー☆
更新待ってます

まゆさん>>はい！読んでくれてありがとうございます。
できるだけ更新しますね

ちひろさん>>ありがとうございますっ
がんばりますね☆

うん頑張〜

和哉との進展はなく、もう7月に。
七海と仲よさそうだし、やっぱり俺男っぽいから——
とか考える毎日。
面白いことも・・・

[えー、今日はもうすぐある臨海学校の班を決めます]

あったよ、面白いこと♪
「くじ引きだってー」
「○○と一緒がいー☆」
と騒ぐ女子。
和哉と一緒だったらなー・・・なんて
無理なことを考える俺。

[では、くじを引いてください]

これが、俺の運命を変える番号・・・
「4・・・」
なんか縁起悪い・・・「し」じゃん（苦笑

ってことは4班。。



そこに和哉の名前はなかった。
その代わり、七海と和哉が一緒。
もう最低だよ。。。
「蘭、やったよ」
と口をパクパクして言う七海。
どういう反応すればいいか・・・はぁ・・・。

「あぁ、蘭と一緒じゃなくてよかったー」
と隣から和哉の声。（席隣）
「七海と一緒でよかったね!!」
「は、、はぁぁ？意味わかんねーし」
「うっわ、わかりやすｗ」
「黙れ」
醜い・・・自分が醜い。
嫉妬なんてさ・・・ホントバカだよね。
嫌われてるのはわかってるよ。
でも、あの日告白したのは和哉だよ?


もう一度、、、あの日からやり直したい。

小説書くのうまいねー
尊敬するー

[今日は班長を決めます。余った時間で係も決めてください]

臨海学校まで、、、あと少し。
しおりの読み合わせの時とかは臨海学校の班で集まる。
その度に、七海の隣で笑ってる和哉を見なくちゃいけない。
見たくない、なんて思ってるけど、逃げるのは嫌いだから。
今起こってることから目をそらしたくないから。

「ねー、和哉君班長やってくれる？」
「俺にできるかよｗ」
「お願いっ」
「そういうお前がやれば？」

・・・七海と和哉の会話が耳に入ってくる。
和哉の隣にいたのはいつも俺なのに。
最近ケンカもしてないし。。

「・・・ん・・・」
もうこんな毎日やだ。。

「らん!!!」
「ハイッッ!!!!」
「さっきから呼んでるのに!」
「ゴメンッ・・・」
「ったく・・・班長は決まったから」
「え？誰??」
「泉田君」
「あぁ・・・」
泉田ねぇ・・・一緒の班だっけ。
モテるんだよね。
しかも勘いいしさ・・・。

「何の係がいい?」
「えーっと・・・」
せめて係ぐらいは・・・係ぐらいは和哉と一緒がいい。
・・・なんて思ったけど、、どうでもよくなった。
「余りもんでいいよ」
「じゃぁ食事係ね」

「伊藤」
「ん？」
「いいの、食事係で」
「は？」
「一緒じゃなくていいの？」
「は、はぁ??誰とだよｗｗ」
泉田・・・ウザイ。
「まぁいいや♪」

そんなこんなで係決めも終了。
臨海学校、楽しみだよ。
でも、心のどこかで「行きたくない」なんて思う自分もいた。

ちひろさん>>そんなことないよっ＞＜
ちひろさんは小説書いてるんですか?

さん付けしなくていいよ☆
小説？
書いてない☆
小説読むのが趣味なんで♪

ちひろ>>早速呼び捨てで。。
読むのぅちも好きだよ☆書いて見れば!?その時は応援するから♪
あのね、この話ぅちが実際体験したのを書いてるの。

実話ですかー☆
ウチ実話大好き♪

ウチ小説書く才能ないんで☆

ちひろ>>嘘!?なんか嬉しい♪

ぅちも才能ないし・・・
でも書いてみないとわからないよ？

ほんと♪

んーウチ勉強系(国語)より運動とかのが得意だから☆

ちひろ>>えー・・・ちひろは恋してないの？
もししてれば、それを書けばいいじゃん!?

ちひろの恋は一ヶ月で冷めます(笑

ちひろ>>そんなー・・・ちゃんと好きな人探そうよ♪
ぅちなんか3年の時から今まで（中1）ずっと一人の人好きだったんだよ?
なんかストーカーみたいだね

探すんですけど一ヶ月で冷めちゃうんですｗｗ

スートーカーなんかじゃないよ！
いいなー一途で♪

そーいえば愛華は何歳なの？

ちひろ＞そっかー、、でもきっといい恋できるよ☆

一途かぁ・・・もう諦めたんだけどね（笑）

今中1だよ

ありがとー♪

ちひろはちゅ→２だよ♪

ちひろ>>先輩かぁ・・・
なんか年上の人に小説褒めてもらえるのって嬉しいなー

年上だねーｗｗ
ちひろはほんと頼りない参拝ですノ

だってほんとにうまいもん☆

ちひろ>>そんなことないよ？
話しててスッゴイ楽しいし（関係ないか）

ありがと☆
でもさ、美樹さんとかも憧れるよねぇ・・・

話してて楽しい？こんな奴と？
ないないｗｗ

どういたしまして☆
美樹かぁ。。
うん確かに美樹も凄い☆
愛華とおんなじ位♪
でも朝美も凄いよー

ちひろ>>こんな奴だなんて
楽しいよ？

美樹さんと一緒にしちゃだめだよ。。
レベルが違いすぎる
うんうん、朝美さんもスゴイよねぇ。。

愛華は自分に自信なさすぎ〜！
もっと自信持ちな？

ちひろ>>だって下手クソだもん

今日はおちるねー

下手じゃない！

ん。
りょーかい☆
じゃーねノ

第2話

—臨海学校当日—

「ダリィ・・・マジ眠いし」
隣から聞こえてきたのは和哉の不機嫌っぽい声。
なんと・・・バスの席が隣!!!
って言っても通路挟んで反対側・・・。
しかも和哉の隣は七海。。

「眠いんなら寝れば?俺の隣で眠いとかほざいてんじゃねーよ」
「うるせーよ・・・つかさ、お前その男っぽい性格直せば?」
・・・言われた。
やっぱり男みたいなんだね・・・そういう女には興味ないんだね。
「直すつもりねーし。誰がお前の好みに合わせるかっつーの」

嘘

本当は直したいよ。
でもさ、それじゃぁ、いかにも好きって感じじゃん？
自分が大嫌い。
嘘つきで、弱虫で、いつも逃げてる自分が嫌い。

「俺はお前みたいな男っぽい方が話しやすいしいいけど・・・
女っぽくすればお前もっとモテんじゃね？・・・って思った」

え・・・？

「何言ってんのお前ｗそんな事言ってたら七海勘違いしちゃうよ」
まただよ・・・
どうしてこんなに素直になれないんだろう。
ホント情けない。。

「せっかく言ってやったのに・・・」
和哉がボソっと言ってくれた言葉。
「え？」
もう一回聞きたくて、和哉の気持ちを確かめたくて・・・。
今なら自分の気持ち伝えられる。
「だか・・・「ねぇ和哉くん・・・」

七海・・・今一瞬だけ嫌いになったよ。
でも俺は七海に嘘付いてるんだから仕方ないよね。

それからは七海と和哉がずっと話してて。。
その会話をイヤでも聞かなくちゃいけない俺。
というより聞こえるから・・・。
長い・・・たった1時間30分なのにすごく長く感じる。

「ねぇ、和也君って好きな人いるの？」

ボーっとしてる俺の耳にそんな七海の声が聞こえた。

「は？」
「いるでしょ？」
「いねーよ」
こんな感じの会話が結構続いてた。
そして・・・
「蘭と仲いいじゃん?もしかして好き?」
七海が少し小声で言ったこの言葉。
少し期待をしてた俺。
そして和哉の口が動いた。


「何言ってんの?ｗ好きなわけねーじゃん」

なんか現実味があるね
応援してるからがんばってねん

めっちゃおもしろ−ぃ!!
愛華ちゃん頑張ってくださいッ＾＾

「何言ってんの?ｗ好きなわけねーじゃん」

スキ・・・ナワケ・・・ナ・・・イ・・・？

わかってた。
わかってたよ。そんなこと。
でもショックだよ。言葉にして伝えられるとこんなに悲しいんだね。
知らなかったよ。
ただ・・・ただ今まで思ってたこと言っただけじゃん?
そんなのわかってるって・・・。
うん、、わかってるよ。。

「そ、そうだよね♪ただの喧嘩仲間だね☆」
あぁ・・・また言われた。
いつもは自分達で「ただの喧嘩友達」
とか言ってるくせに。。
今は、、、いつもの「ただの喧嘩友達」と違う。
いつものことなのに・・・どうしてだろう。
七海に言われたからかな。。。。
そうじゃなかったら、、何？


「じゃぁ好きな人誰なの？」
「・・・知るかよ」
「じゃぁさ、この臨海学校中に教えてね、約束だよ?」
「何で約束しなきゃなんねーんだよ」
「なんとなく♪」
「・・・しょーがねーなぁ・・・わぁったよ」
「やった♪」

イライラしてる。
ただ和哉が七海と話してるだけなのに。
何でだろう。
・・・今日はわからないことばっかりだね。

俺の手はいつの間にかグーになってて、
その硬いこぶしを必死で反対のてで抑えた。
じゃないと自分が消えてしまう・・・・。



「ぅわー!キレー!!」そんな声があちこちから聞こえてきた。
俺には地獄のように思えた1時間30分・・・。
そんな地獄も終わり、海のすぐ近くの宿まで来た。

夏美さん>>ありがとうございますっ。。
これからもよろしくお願いします。

ナナさん>>面白いだなんて・・・（汗）
これからもがんばります♪

まひろは紫式部