■桐生、山県、ケンブリッジ「3強」の構図を急浮上の多田が崩すか
昨年のリオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの桐生、山県、ケンブリッジの3人(飯塚翔太は今大会、本職の200メートルでエントリー)が最有力と見られていたが、多田が10日の日本学生個人選手権準決勝で追い風参考ながら、電気計時で日本人3人目の9秒台となる9秒94をマーク。公認記録となった決勝は歴代7位タイの10秒08で優勝し、世界選手権の参加標準記録10秒12を突破した。
多田が名乗りをあげたことで3枠をめぐる争いは一気に激化。今季3度の10秒0台と好調を維持する桐生、右足首の状態の不安こそあるが安定した力が持ち味の山県、追い風参考ながら9秒98を4月にマークしたケンブリッジ。世界選手権の参加標準記録を突破しているこの4人の中から1人は落選することになる。
15年の世界ユース選手権2冠を達成したサニブラウンは100メートル、200メートルともエントリー。ハイレベルな争いで、9秒台の期待も高まる。
本命桐生、対抗ケンブリッジ、高校生宮本らも注目
昨年のリオデジャネイロ五輪陸上男子400メートルリレー銀メダルの桐生、山県、ケンブリッジの3人(飯塚翔太は今大会、本職の200メートルでエントリー)が最有力と見られていたが、多田が10日の日本学生個人選手権準決勝で追い風参考ながら、電気計時で日本人3人目の9秒台となる9秒94をマーク。公認記録となった決勝は歴代7位タイの10秒08で優勝し、世界選手権の参加標準記録10秒12を突破した。
多田が名乗りをあげたことで3枠をめぐる争いは一気に激化。今季3度の10秒0台と好調を維持する桐生、右足首の状態の不安こそあるが安定した力が持ち味の山県、追い風参考ながら9秒98を4月にマークしたケンブリッジ。世界選手権の参加標準記録を突破しているこの4人の中から1人は落選することになる。
15年の世界ユース選手権2冠を達成したサニブラウンは100メートル、200メートルともエントリー。ハイレベルな争いで、9秒台の期待も高まる。
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