B3金沢武士団、開幕前にコーチ陣全員契約解除 選手が報告 島田チェアマン「クラブにも手を打って欲しかった」
プロバスケットボール男子Bリーグの島田慎二チェアマンは7日、都内で取材に応じた。 B3の金沢武士団で開幕前にコーチ陣が全員契約解除、退団したことを主将の金久保翔が「note」で報告したことについて、「詳細はクラブが話すべきだと思う。多くは(自分から)語りませんが、シーズンが始まってくるとなかなか人がいない。手当しようと思っても。必死になって動いているが、そこがゴタゴタになって、選手達も不安になって、発信してしまったと思う。そこは残念だった。その前にクラブも手を打って欲しかったなと思う」と話した。 B3は所属団体が異なるものの「予算の問題、経営状況もあるので、B3もウォッチしている。だいたいは把握している」という。 金沢武士団は現在、1勝9敗でリーグ最下位。金久保は11月5日に「note」を更新し「リーグ最下位という結果になってしまい、いつも応援してくださるスポンサーの皆様、スポンサーの皆様に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪。さらに「今の金沢武士団の現状と実態を可能な範囲でファンや地域の皆様にお伝えしたいと思い作成しました」と、続けて、開幕直前に選手兼コーチの山本郁也氏が現役引退と退団、アソシエイトコーチの伊藤治矢氏が契約解除、退団したことを記載。「詳しい詳細はお伝えできませんが、この時点でコーチングスタッフが0人となった」と明かしていた。