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県高校総体バドミントン競技でクラスター 県高体連「残念だ」
06月04日　13時23分

県高校総体のバドミントン競技でクラスターが発生したことについて、鹿児島県高校体育連盟の山元晃一理事長はＮＨＫの電話取材に対し「考えられる感染対策を実施していたにもかかわらず、このようなクラスターが出たことは非常に残念だ」と話していました。

今回、県高体連は、大会を前に作成した感染対策のガイドラインに沿って競技を実施したとしています。

ガイドラインでは、入場時の検温や消毒に加えて２週間前から体調を確認し、大会当日にチェック表を提出することや、応援や他校との交流は互いに２メートルを目安に間隔を取るよう意識すること、それに選手同士の握手は行わないことなどが盛り込まれています。

また、風の影響を受けやすい競技の特性を考慮しながらも、可能な限り体育館の窓や扉を開いて実施したとしています。

このほか、観客については事前の申請があった保護者に限って入場を認めていたということです。

そのうえで山元理事長は一連の感染対策が十分だったかどうかについては「感染経路がつかめていないのでまだ判断がつかない。感染経路をしっかり究明して対策が不十分だったのであれば確認したうえで対応したい」と話していました。
ttps://www.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20210604/5050014940.html