日本代表MF中村俊輔の活躍が、またも欧州で話題となっている。テレビ番組の企画でその左足が輝きを放った。
かつて中村が活躍したスコットランドの地元紙「デイリー・レコード」は「見よ。セルティックのレジェンド、中村俊輔は巨大なロボットを倒し、今でも素晴らしいフリーキックが蹴れることを証明した」と特集している。
これは中村が日本のテレビ番組の企画に挑戦した際の模様を伝えたもの。ゴール前に人形の巨大ロボットが立ち塞がるなかゴールを狙うという趣旨で、5回のキックでゴール左隅、右隅、そして人型ロボットの股の下に設定された3カ所の僅かなスペースを突いてゴールすれば成功となる。
過去にはバルセロナのFWリオネル・メッシも挑戦し、その時は5度目のキックでパーフェクトを達成したが、中村は見事4度目で成功し、メッシ超えを果たしていた。同紙は「中村俊輔のFKは伝説だ」と称えている。
独紙も紹介「日本のフットボールレジェンド」
この活躍は独紙「エクスプレス」でも紹介されるなど、かつてプレーしたスコットランドだけにとどまらず、欧州中に轟いている。ここでも「日本のフットボールレジェンドが巨大なロボットを相手に得点」と紹介。「彼はたった2回のチャレンジで巨大なロボットの背後へ沈めた」とチャレンジの内容をレポートしている。中村は1回目のキックを失敗するも、そこから3連続で成功させた。
38歳となった今も衰えぬ正確無比なキックを見せる中村。セルティックのレジェンドと認められているレフティーの活躍は、今なお大きな話題となっている。
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web