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■どうにもかなわない夏バテもある
年々、夏の暑さは過激になっていて、もうどうやって乗り切れば良いのかその手段も出尽くしと感じてしまうほどです。

ここで真面目な人はどうすればめげずに頑張れるのかなどと考えてしまいます。

そうではなくダウンしたらしっかりダウンしていればやがて持ち直すものなのです。

それまでの時間はもったいないような気もしますが、かと言って速やかに立ち直れる方法も無くなれば素直に休んでしまうのが最善の対処法なのです。

人に「頑張れ」等と言われて「よし頑張ろう」と思えるくらいは自分にそれだけのエネルギーのある段階です。

どうにも動けないほどの状態で「頑張れ」と言われて頑張っても成果が上がるはずも無く迷惑な話です。

■頑張るか頑張らないかのけじめをつける
サッカーの日本代表がワールドカップ最終予選で灼熱の中東アウェイでの一戦に向けて暑さに負けないためにわざわざ身体を絞り込もうとして失敗したと言われています。

急にトレーニングをして身体を暑さに慣れさせようとしても無駄な抵抗だったのです。

もしも特段何もしないでいつものように準備していれば結果は違っていたかもしれません。

頑張ってトレーニングをしたんだとばかりに余計な力を入れずに手抜きさえすれば入らなかったシュートもあっさり入ってくれたりもするものです。

おそらくその可能性は高いと言われています。

身の程わきまえると言うか、頑張って出来る事、出来ない事をしたたかに判断する能力は若者でも無いのですから身に着けておきたいものです。

無理をして長期療養などされてはたまったものでもないでしょう。

これだけ暑いのですから少しくらいは休んで迷惑をかけても当たり前と気楽に踏まえましょう。

■夏バテし切ったらこうする
どうにもならないと感じたら何もしない事です。

部屋で静かに眠りましょう。

開き直ってしまえば何も焦る事もないのに気が付きます。

無駄な努力がいかに自分の首を絞めていたのかもよくわかってしまいます。

楽をするのがいかに大切な事を知らしめる良い機会になれば幸いです。

・睡眠
深い睡眠を取るためには寝る2時間くらい前にお風呂に入るべきです。

体温より少し上くらいのぬるめのお湯でじっくり15分〜20分くらい浸かっておくとぐっすり眠りやすくなります。

・音楽、テレビ、読書
お気に入りの懐かしい音楽をかけて元気のあったシーンを思い出すのも良いです。

テレビもこれまで関心の無かった番組を何気に流していると案外、面白さを発見するものです。

あるいは買ったままほとんど読んでいない本を開いて見たりなどして新たな発見を探していると刺激になって活気が蘇ったりします。

ただ寝る前には刺激になって目が冴えてしまうものであれば、タイミングを考えておきましょう。

・空、海、山
ただ室内でぐったりしていてもと思ったら空を眺めましょう。

そうしてちょっと出かける元気が出たらぼんやりと海に出かけて海を眺める、山に出かけて山を眺めるのも良いでしょう。

新鮮な空気を吸い込む事で自分が蘇させられるのです。