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日本人の宇宙飛行士としては11人目となる金井宣茂さんが、あす17日、ロシアのソユーズ宇宙船で国際宇宙ステーション（ISS）に向かって出発する。

自衛隊で医師として活躍していた金井宇宙飛行士は、約4カ月間の滞在中、健康長寿に関する研究を行う予定だ。

2015年の油井亀美也さん、昨年の大西卓哉さんに続いて、ISS長期滞在ミッションに挑む金井さんは、東京生まれの41歳。

防衛医科大学校を卒業し、自衛隊の病院で外科医、潜水医官として勤務した経験をもつ「お医者さんの宇宙飛行士」。

来年4月までの滞在期間中は、「健康長寿のヒントは宇宙にある」をテーマに、無重力空間でたんぱく質の結晶を作る実験や、マウスを使った実験で、無重力や放射線によるストレスの影響、アルツハイマー病や糖尿病などを引き起こす原因となるアミロイド繊維の形成のほか、宇宙環境での免疫や腸内環境の変化など、研究ミッションは盛りだくさん。

ソユーズは、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から、日本時間17日午後4時21分に打ち上げられ、ISSに到着し入室するのは、二日後の19日夜を予定している。

打ち上げとハッチオープンのようすは、宇宙航空研究開発機構（JAXA）がライブ動画を配信するので、みんなで応援しよう！