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覚醒剤取締法違反（所持、使用）罪に問われたタレント小向美奈子被告（２９）の判決が２７日、東京地裁であり、鈴木巧裁判官は懲役１年６月（求刑懲役２年）の実刑を言い渡した。

弁護側は起訴内容を認めていた。

鈴木裁判官は「一度立ち直りの機会を与えられたのに、再び安易に手を出した。入手経緯に同情すべき点はない。覚醒剤への依存症は相当深い」と指摘した。

小向被告は２００９年にも覚醒剤を使用したとして、懲役１年６月、執行猶予３年の判決を受けている。

起訴状によると、小向被告は２月、東京都渋谷区の自宅で覚醒剤０・０５グラムを所持し、吸引したとされる。