アイドルグループ「カントリー・ガールズ」のプレーイングマネジャーで、"ももち"の愛称で親しまれる嗣永桃子(23)の「進化が止まらない」と話題になっている。
9日、北海道で開催中の『さっぽろ雪まつり』の特設ステージに上がったカントリー・ガールズ。
真冬の屋外ステージにミニスカート姿で登場した彼女たちは、3月9日リリース予定の新曲『ブギウギLOVE』など6曲を披露し、約800人が集まった会場を盛り上げた。
その様子がローカル番組などで紹介されると、ネット上には嗣永らの姿を映した画像が貼られ、ファンから絶賛コメントが相次ぐことに。
厳しい寒さの中で見せた元気いっぱいのパフォーマンスに拍手が送られると共に、嗣永のビジュアルを絶賛する声も巻き起こった。
「このところの嗣永さんには、ネット上のファンから『ももち史上最高に可愛い』などのコメントが寄せられていた。
特に今年に入ってから出演したテレビ番組などでの姿が話題を集めており、『目がキレイ』『肌が白い』『唇が可愛い』などと、とにかく絶賛コメントが殺到している状況でした。
そういった中で、今回のイベントでもファンを魅了したワケですから、ますますビジュアル人気が高まりそうです」(ネットライター)
02年の『ハロー!プロジェクト・キッズオーディション』に合格し、キッズユニット「ZYX」の一員としてアイドルの道を歩み始めた嗣永。
そのZYXが発展するカタチで結成された「Berryz工房」に参加した彼女は、10年ころからバラエティ番組に顔を出し始めて全国区の人気者に成長した。
昨年、Berryz工房が無期限での活動停止状態に入ると、彼女はローティーンのメンバーが多数在籍するカントリー・ガールズを牽引することになった。
すでに高い知名度と人気があり、一部のファンからは「ガラッと路線を変えてもよかったのでは」といった意見もあったが、新グループへの参加は大きなプラスになったようだ。
「嗣永さんといえば、バラエティで見せる明るい笑顔とトレードマークの"ももち結び"を思い出す人も多いでしょう。
しかし、カントリー・ガールズに入った際に、独特のツインテールは封印しており、それによってファン層を広げることに成功した。
彼女のキャラにも合っていた髪型はバラエティでの飛躍にひと役買いましたが、個性的な髪型は好き嫌いのわかれるものでしたからね(笑)。
ナチュラルな髪型になったことで、もともとのルックスの良さが際立つようになったと評判です。
また、グループ最年長で唯一の20代である彼女は、メンバーの積極的な"年上イジり"を歓迎しており、大人の余裕を見せることでもファンの心をつかんでいる。
たとえば、最近のイベントで嗣永さんがよく使う『許してにゃん』というフレーズが話題になったときも、彼女は『レッスンゴレライの次に流行っている』などと話していた。
もちろん正しくは『ラッスンゴレライ』ですし、時期的にもかなりズレている。
まさにオバサン的な発想と言えますが、あえてこうした発言をすることによって、メンバーにイジらせる余地を与えているワケです。
後輩たちを盛り上げようとする嗣永さんの気持ちはファンにも十分通じており、Berryz工房時代から知る人には感慨深いものがあるようです」(アイドルライター)
アイドル戦国時代といわれる昨今の芸能界で、長年にわたって闘い続ける嗣永。
アイドルとして進化していることが、現在のルックスに対する再評価につながっているのかもしれない。
ただ、本人的には不安なこともあるようだ。
「昨年12月に放送された『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、嗣永さんは今後の方向性について、篠原ともえさん(36)に相談したことを明かしていた。
具体的な内容には触れていませんでしたが、篠原さんといえば、かつて"シノラー"という個性的なキャラで大ブレイクしていますから、"ももち"として参考にしたいところがあったのでしょう」(芸能関係者)
タレントとしてのキャラに迷っている部分もあるようだが、アイドルとして見た目も中身も成長している嗣永であれば、さまざまなシーンで活躍してくれることだろう。
そんな彼女には、これからも自分の信じたアイドル道を突き進んでほしいものだ。
(文=愉快)
【日時】2016年02月10日(水)
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