タレントのベッキー(32)が、徐々に芸能界での活動をスタートさせている。
今月15日には、自身がナレーターとして出演が決まった、「LINE」のキャンペーン発表会に出席し話題を呼んだ。
LINEといえばベッキーが休業のきっかけとなった、不倫騒動のやりとりでも使用され話題となったキーワードのひとつだ。
そのためベッキーもイベントでは、「因縁があると言われていますが……」と自虐混じりにコメントした。
今回のCM起用には、2011年に同社のCMにベッキーが出演していたため、“原点回帰”の意味もこめられているという。
このタイミングでのCM起用は世間で「意味深」と捉えられても仕方がないだろう。
ベッキー自身も、自虐を交えたコメントを見せていることから、ある程度の覚悟を持って出演に踏み切ったのかもしれない。
復帰の兆しを見せるベッキーだが、今後、こうした自虐路線を強化していくのではないかとも言われている。
「もともと優等生キャラクターだったベッキーは、騒動後も事務所の方針でそのキャラクターを貫くことになっていたのですが、さすがに無理が生じたのでしょう。今後は方針を変え、今回の会見で見せたような“自虐ネタ”を披露しながら、バラエティに復活していくのではないでしょうか」(芸能記者)
ベッキーと同じようなケースで、不倫により芸能活動を自粛していたタレントに、元モーニング娘。の矢口真里(33)がいる。
矢口も復帰直後は、自身の騒動に関して閉口していたが、現在は自虐を交えて話題を積極的に展開している。
こうした姿勢が暴露系バラエティ番組で買われているのも事実だ。
その一方で、ベッキーの復活に陰ながら焦りを感じているタレントもいるようだ。
このところバラエティ番組での出演を再開させた、若槻千夏(32)だ。
■路線変更で若手毒舌キャラ乱立も
若槻は2012年に一般男性と結婚、同年長女を出産した後には自身のアパレルブランドを立ちあげるなど、テレビとは異なるフィールドで活躍していた。
しかし、最近再びバラエティにおいて存在感を見せ始めている。
そんな若槻がなぜ焦りを感じているのだろうか。
「若槻が第2子の妊娠を明らかにしたことが大きく絡んでいます。若槻が再び産休で活動を控えると同時に、ベッキーのバラエティ復帰が進むと、途端に若槻の居場所がなくなるのではという話が浮上しています。今年ベッキーが活動自粛に入っていた時期、若槻が代打的なポジションで出演した番組がありました。今度はベッキーが巻き返しを図る可能性があると言われています」(芸能関係者)
ちなみにその番組とは、今年2月に放送れた『人生のパイセンTV』(フジテレビ系)のことを指している。
当番組に若槻が出演時、自身のインスタグラムで「(ベッキーの)代役の金髪」と告知したことが、一部で若槻のポスト・ベッキー説を浮上させたのだ。
活動自粛中に自分のことを書かれた報道は、全てチェックしていたと公言しているベッキーだけに、このことも把握している可能性は大きい。
「ベッキーが今後自虐ネタを展開していくとなると、歯切れのいい毒舌をウリにしてきた若槻のポジションに入りこむのではないでしょうか。若槻の産休の合間にベッキーがそういったポジションを持って行ってしまうと、復帰後若槻の居場所がなくなることも考えられます」(前出・芸能記者)
若槻を凌ぐ毒舌キャラとしてベッキーが台頭すれば、前述の矢口も含め、30代女性バラエティタレントの戦国時代が幕を開けるのも時間の問題だろう。
【日時】2016年12月22日(木) 11:55
【提供】デイリーニュースオンライン