熊本〜大分 地震活動依然「活発」
2017/4/11 13:00
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気象庁は10日、昨年4月14日の熊本地震発生から今月9日の間に、熊本県から大分県中部を震源とする震度1以上の地震が4291回あったと明らかにした。「この地域では過去、大きな地震から数年以内に同程度の地震が再び起きた例もあり、引き続き警戒してほしい」と呼び掛けている。
気象庁によると、熊本県の地震活動は徐々に減衰しているものの、活発な状態が続いている。3月は震度1以上の地震が25回あった。3月6日と4月9日には最大震度3を記録している。大分県中部の地震活動はほぼ収まったとみられる。
また、国土地理院によると、南阿蘇村にある電子基準点「長陽」で、昨年4月17日から今月1日までに5・1センチの隆起と南西方向に5・2センチのずれを観測するなど、熊本地震の影響による地殻変動が続いている。同院は「動きは緩やかになっているが、地震前の状態に戻ったとは言えない」としている。
2017/4/11 13:00
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気象庁は10日、昨年4月14日の熊本地震発生から今月9日の間に、熊本県から大分県中部を震源とする震度1以上の地震が4291回あったと明らかにした。「この地域では過去、大きな地震から数年以内に同程度の地震が再び起きた例もあり、引き続き警戒してほしい」と呼び掛けている。
気象庁によると、熊本県の地震活動は徐々に減衰しているものの、活発な状態が続いている。3月は震度1以上の地震が25回あった。3月6日と4月9日には最大震度3を記録している。大分県中部の地震活動はほぼ収まったとみられる。
また、国土地理院によると、南阿蘇村にある電子基準点「長陽」で、昨年4月17日から今月1日までに5・1センチの隆起と南西方向に5・2センチのずれを観測するなど、熊本地震の影響による地殻変動が続いている。同院は「動きは緩やかになっているが、地震前の状態に戻ったとは言えない」としている。