>>489
「保守」とは自分たちが住んでいる地域の歴史や伝統、あるいは自然や文化を大事にする人たちのことをいう。
一方、自分たちが住んでいる地域の歴史や伝統、あるいは自然や文化を破壊しようとする人たちを「革新」と定義づけできる。
日本政府は1879年の琉球処分(琉球併合)以降、皇民化政策や同化政策を沖縄に強制してきて日本人ではない沖縄人を日本人に変えようとしてきたし、沖縄の歴史や伝統を破壊してきた。
そして今にいたっては辺野古移設を強行して自然まで破壊しようとしている。
そのような勢力は沖縄を変えようとしているわけだから沖縄から見れば保守勢力ではなく革新勢力と言える。
それに対して、普天間飛行場の辺野古移設に反対している沖縄の翁長知事をはじめ沖縄のマスコミは沖縄の歴史や伝統、あるいは自然や文化を守ろうとしているので「沖縄保守」なのであって左翼ではない。
むしろ、沖縄のアイデンティティーと対極の位置にある日本政府や自民党、そしてそれを支持する読売新聞や産経新聞のようなマスコミこそ左翼なのである。
そもそも「右翼」とか「左翼」というのはフランス革命のときに議長席から見て右側を「右翼」と言い、左側を「左翼」と言ったのが始まりで、 自分たちを中心に考えれば、自分たちの主義主張は右であって左ではない。
だから、沖縄のアイデンティティーやナショナリズムを強烈に主張する翁長知事を筆頭とする沖縄島ぐるみ会議のメンバーや、あるいは沖縄タイムス、琉球新報、沖縄テレビ、琉球放送、琉球朝日放送など沖縄のマスコミは沖縄から見れば左翼ではなく、沖縄保守そのものである。