さわやか自然百景 選 福井 三方五湖 冬
日本海に接するように5つの湖が隣り合って並ぶ福井県の三方五湖。湖はそれぞれ淡水、汽水、海水と性質が異なる。冬、三方五湖には1万羽を超えるカモが集まる。淡水に近い三方湖には水辺の植物を食べるコガモやヒドリガモなどが飛来。塩分濃度の高い汽水の久々子湖には二枚貝を食べるホシハジロなどが飛来。吹雪の日、カモたちは海から離れた湖に避難し、ヨシの茂みでやり過ごす。冬の三方五湖でたくましく生きる水鳥の姿を追う。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 山形 庄内平野
山形県北西部、日本海に面した庄内平野。秋、平野を流れる最上川の河口などにハクチョウが次々に降り立つ。繁殖地のシベリアから飛来したもので、その数およそ1万羽。また、平野の片隅のため池にはマガモやハシビロガモなどが北国から渡ってくる。そうしたカモを狙うのはオオタカ。命をめぐる闘いが続く。やがて冬。ハクチョウやカモたちは寒さと飢えをしのぎ、懸命に冬を乗り越える。秋から冬、庄内平野で息づく命を見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 日光 戦場ヶ原
栃木県、日光国立公園の一角に位置する戦場ヶ原は標高1400メートル前後に広がる湿原である。秋、湿原では鳥たちが草木の実をついばみ、それを狙って猛禽類のノスリが現われる。周りの森ではニホンザルが木の実を口にする。一方、湿原に接する川ではマガモのオスがメスを巡って争いを始める。やがて冬、湿原は静まりかえる。この厳しい季節をキツネは森で懸命に生き抜く。秋から冬、日光・戦場ヶ原で躍動する命の営みを追う。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 冬 北海道 野付半島
オホーツク海に伸びる、釣り針のような形をした野付半島。12月。強い海風にさらされる半島では、雪が吹き飛ばされてあまり積もらない。巨大なエゾシカが草を食べ、地面に出てくるネズミを捕らえようと、コミミズクやケアシノスリが集まって豪快な狩りを行う。半島の内側に広がる湾では、ゴマフアザラシや国の天然記念物であるコクガンなどが命をつなぐ。1月。湾が凍りつくとキタキツネがその上を歩き回り、広範囲で獲物を探す。
[匿名さん]
さわやか自然百景 榛名山 秋から冬
群馬県のほぼ中央に位置する榛名山は、およそ50万年前から噴火を繰り返してきた火山である。11月、紅葉の季節を迎え、山腹の森ではヤマガラやコゲラなどの鳥たちが忙しく飛び交う。12月、カルデラ内に広がる榛名湖にはホシハジロやオオバンなどの水鳥が冬を越すため次々に飛来する。そして1月、湖の大部分は結氷するが、水鳥は僅かに残った水面に集まり、 春の訪れを待つ。秋から冬、榛名山で生きものたちの営みを見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 北海道 天塩川 厳冬へ
北海道北部の天塩川は生きものたちにとって「命の道」だ。秋、無数のサケがこの川を通り産卵のため戻ってくる。するとタヌキやキツネが川岸を行き来し秋の恵みを享受する。冬、一面が雪に覆われると森の食べ物は減少し、厳しい季節となる。さらに寒さが進むと川面は氷に覆われ、川が対岸へと渡る道に変貌。するとキツネやシカが川を横切り、広い範囲で食べ物を探して命をつなぐ。天塩川の「命の道」が支える生きものを見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 秋田 森吉山 秋から冬
秋田県の中央にそびえる森吉山は標高1454メートルの古い火山。中腹にはブナをはじめとする落葉広葉樹の森が広がる。秋、森は美しく色づき、鳥たちが恵みを求めて集まる。標高1100メートルを超えると風景は一変、針葉樹のオオシラビソが森を作る。厳しい冬、樹氷が山頂に続く斜面を埋め尽くす。世界で数か所でしか見られない絶景だ。今回、樹氷が形作られる様子の撮影に成功した。秋から冬、神秘の山に輝く命を見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 北海道 雪が覆った野幌森林公園
札幌市のはずれにかけて広がる野幌森林公園。冬、市民がスノーシューを楽しむ傍らには、生きものたちの暮らす様子が雪面に刻まれている。人が歩くような足跡はキタキツネ。前あしの跡と同じ場所を後ろあしが踏むと二本足のような跡がつく。雪の上に目立つ木くずは、キツツキが樹上で虫を探して木を削った証拠。園内を移動するシカの群れは、林の中をラッセルし不思議な跡を残す。雪の公園に暮らす生きものたちの痕跡をひもとく。
[匿名さん]
さわやか自然百景 島根 宍道湖 秋から冬
島根県東部の宍道湖は日本で7番目に大きな湖だ。秋、湖にはたくさんの渡り鳥が飛来する。北国から幼鳥を連れてやってくるコハクチョウ。潜水が得意なカモの仲間キンクロハジロ。また、湖の西に広がる田園地帯にはマガンの大群が降り立ち、収穫を終えた田んぼで落ち穂などをついばむ。さらに最近はトモエガモの姿が急激に増加している。2月、鳥たちは厳しい冬を懸命に乗り越えようとする。秋から冬の宍道湖で命の営みを見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 北海道 雪が覆った野幌森林公園
札幌市のはずれにかけて広がる野幌森林公園。冬、市民がスノーシューを楽しむ傍らには、生きものたちの暮らす様子が雪面に刻まれている。人が歩くような足跡はキタキツネ。前あしの跡と同じ場所を後ろあしが踏むと二本足のような跡がつく。雪の上に目立つ木くずは、キツツキが樹上で虫を探して木を削った証拠。園内を移動するシカの群れは、林の中をラッセルし不思議な跡を残す。雪の公園に暮らす生きものたちの痕跡をひもとく。
[匿名さん]
僕もカワユイでしょ?
< ( ‘ᾥ’ )>
\ \
\ γ∩ミ
⊂::⤴️::⊃))ドリュリュリュリュ
/乂∪彡\
[周防彰悟くん(49さい)]
さわやか自然百景 厳冬 釧路湿原 シラルトロ湖
釧路湿原「シラルトロ湖」は厳冬期に湖面が厚く凍りつく。しかし東岸にはわずかに氷のとけた場所がある。実は湖の近くには温泉が湧き、そこから温水を含んだ川が流れ込むことで一部がとけるのだ。川の周囲は、多湿と地熱により木々は根が劣化して立ち枯れた木が多く、朽ち木にはキツツキが穴をあけエゾモモンガも暮らす。川が流れ込みとけた湖面には、水鳥や猛きん類など多くの鳥が訪れ、とけた湖面は厳しい冬のオアシスと化す。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 佐渡 国仲平野
新潟県佐渡。島の中央部に豊かな田園地帯、国仲平野が広がる。秋、田んぼの上空を舞うのは国の特別天然記念物のトキ。この時期、トキに加えて渡り鳥などたくさんの鳥でにぎわう。冬、トキは恋の季節を迎えて求愛行動を始める。そして3月、田んぼの近くの高い木で巣作りを開始するが、しばしば巣の場所を巡って争いが生じる。こうしたトキの暮らしを支えているのは、地元の農家の人たちだ。トキが暮らす佐渡・国仲平野を訪ねる。
[匿名さん]
もう庭木櫻子さんは福岡以外では見られないんだね。残念だ。
[匿名さん]
さわやか自然百景 北海道 厳冬 勇払平野
北海道南西部の勇払平野は、厳冬期も雪に覆われることがほとんどない。北西側の山地が北風のもたらす雪を受け止めるためだ。雪が少ない平野には、ワシやタカなど猛きん類が集まってくる。その狙いは、通常は雪の下にいるはずのネズミたち。ここには雪が無いため狙いやすいのだ。さらに、植物の種も雪に覆われないことで小鳥が集まり、それを狙ってハヤブサもやってくる。厳冬期、次々に猛きん類が訪れる不思議な草原を見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 埼玉 元荒川 春
埼玉県の中央部を流れる元荒川。流域には田畑や住宅地が広がり、川沿いには豊かな緑が続く。元荒川で確認されている鳥類はおよそ100種、人里近くの野鳥の楽園だ。早春、ウメの花が咲くと、メジロとヒヨドリは蜜を求めて場所争い。ヒドリガモは河川敷の柔らかな草を夢中で食べるが、そこに天敵のオオタカが飛来する。やがてサクラの季節、モズやキジは川辺で新たな命を育む。春の元荒川を訪ね、躍動する鳥たちの姿を見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 神奈川 城ヶ島の海
東京都心から60キロほど、三浦半島の先端に浮かぶ神奈川県の城ヶ島。相模湾と東京湾の潮が混じり合う島周辺の海は魚の宝庫で、500種を超える魚が見られる。1年で水温が最も下がる2月、次の世代に命をつなぐ魚がいる。岩のくぼみを巣穴に使うコケギンポ、砂地の岩の下で卵を守るサビハゼなどだ。3月、浅瀬の岩場ではワカメなど海藻が成長し、幼魚が海藻の森に守られて育つ。冬から春、命が躍動する城ヶ島の海を紹介する。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 奈良 春日山原始林
奈良市の中心部から2キロほどの場所に緑豊かな森がある。春日山原始林と呼ばれる森で、カシやシイなどの照葉樹が千年以上ほとんど手つかずのまま残されてきた。春、森では生きものたちが活溌に動き始める。カシは新芽をつけるとともに、古い葉を少しずつ落とす。そんな落ち葉をニホンジカは盛んに食べる。大木のうろに暮らすムササビは照葉樹の葉を食べて、まもなく始まる恋の季節に備える。春の春日山原始林で命の営みを追う。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 大分 姫島
大分県、国東半島の沖に浮かぶ姫島。5月、島は鳥たちでにぎわう。繁殖期を迎えたミサゴやイソヒヨドリ。浅瀬ではクロサギが夢中で魚を捕まえる。この時期、海岸にはスナビキソウの花が咲き乱れ、大型のチョウ、アサギマダラが集まり蜜を吸う。南西諸島などから本州などへ渡る旅の途中、島に立ち寄ったもので、毎日数百匹を数える。実はアサギマダラがスナビキソウの花に集まるのには特別の理由がある。命輝く初夏の姫島を訪ねる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 北海道 決壊する沼 生花苗沼
北海道十勝地方の太平洋岸、海に面した沼・生花苗沼(オイカマナイトー)は、細い砂洲により海と隔てられている。3月、この沼に、ある劇的な変化が起きる。春の激しい波により砂洲が決壊し、沼を覆っていた氷が海へと一気に流れ出るのだ。氷の下からは水辺が現れ、そこには野鳥が集まってくる。広がる干潟では魚が取り放題。オジロワシやキタキツネが冬の空腹を満たす。劇的な「砂洲の決壊」がもたらす水辺のドラマを紹介する。
[匿名さん]
さわやか自然百景 伊豆半島 宇佐美の海
伊豆半島東海岸の静岡県伊東市宇佐美。集落の目の前には穏やかな浅瀬の海が広がる。海に潜ると、ソフトコーラルと呼ばれる柔らかいサンゴが岩場を覆い、多種多様な生きものたちが息づいている。本来サンゴ礁など南の海で多く見られるアオウミガメ。海の宝石と呼ばれるウミウシ。独特な風貌のネコザメはここが日本有数の生息地。1年かけて卵から新たな命が誕生する。冬から春、宇佐美の海で繰り広げられる命のドラマを見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 長野 北八ヶ岳 コケの森
八ヶ岳連峰の北部、北八ヶ岳の一角にある長野県の白駒の池。周りには針葉樹の森が広がる。森に一歩足を踏み入れると、岩や地面を覆うのはコケ。まるでじゅうたんのようだ。ここは日本有数のコケの森で、八ヶ岳では500種以上のコケが確認されている。そうしたコケは多くの生きものを育んでいる。ミソサザイはコケに集まる虫を捕食するとともに、コケを子育てのための巣の材料として使う。北八ヶ岳の神秘的なコケの森を訪ねる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 北海道 ヨコスト湿原
北海道・白老町の海岸部に広がる「ヨコスト湿原」。蛇行を繰り返す川により、海の手前で土砂がたまってできた湿原だ。海辺の花が咲き始める5月、ノビタキなど草原性の渡り鳥たちが訪れ、繁殖のための恋の鳴き声を響かせる。中でもこの時期、特別な音をたててメスにアピールしようとするのはオオジシギ。鳴き声だけでなく尾羽で風切り音をとどろかせて飛び回る。海の脇にできた独特の湿地で、初夏に輝く命の営みを見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 福島 天狗山
福島県白河市の天狗山(てんぐやま)は人里の近くに位置する標高626メートルの山で、落葉広葉樹や針葉樹の森に覆われている。春、木々が緑を芽吹く前、山は花々で美しく彩られる。東北最大級と言われるカタクリの群落。ニリンソウやヤマブキソウなど、初夏にかけて可れんな花が次々に咲く。花に誘われてニホンミツバチなど虫たちが動き出し、鳥たちは巣作りなど子育ての準備を始める。春、福島県の知られざる花の山を訪ねる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 広島 太田川下流
中国地方最大の都市・広島を貫く太田川。下流では幾筋にも分かれて瀬戸内海に注ぐ。海水が流れ込む下流域には、干潮時、川岸のあちらこちらに小さな干潟が現われる。そこは生きものたちの貴重な楽園。塩分に強い植物の群落。次の世代に命をつなぐハクセンシオマネキやアカテガニ。海から入り込んできた魚を狙うミサゴ。河川敷の草地で繁殖するオオヨシキリ。春から夏、広島を流れる太田川で生きものたちの知られざる姿を見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 三重 赤目四十八滝
三重県西部、緑の森に囲まれた渓谷にいくつの滝が連なる。赤目四十八滝と呼ばれ、一部は奈良県にまたがる。その特徴は渓谷の岩場や周りの木々がコケ植物に覆われていること。その数200種近くに及ぶ。初夏、ミソサザイやカワガラスなど鳥たちはコケを利用して子育てに励む。一方、水の中にはオオサンショウウオが暮らし、滝の上に広がる森ではニホンカモシカやムササビが躍動する。水と緑が織りなす渓谷で輝く命を見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 草津白根山 山麓の湿地群
群馬県北西部にそびえる活火山、草津白根山。東側には火山活動によって形成された湿原や池沼が連なる湿地群がある。その一つ、芳ヶ平湿原では初夏から夏、生きものが活発に動き回る。水底に潜むクロサンショウウオの幼生。岸辺の植物に産卵するモリアオガエル。湿原で羽化し、懸命に子孫を残すオオルリボシヤンマ。また、強い酸性の水が流れる川では不思議な植物が群生する。火山が作り出した環境でたくましく生きる命を見つめる。
[匿名さん]
さわやか自然百景 選 知床 火山岩の海辺
世界自然遺産、知床半島。断崖絶壁が続く海岸線は火山活動と大規模な海底の隆起によって誕生した。一見険しい環境は、実は多くの生きものを育む。鳥たちは切り立った崖や、岩の割れ目を巧みに利用して子育てを行う。干潮で現れた岩棚にやって来たのは知床の王者・ヒグマ。夏の間、森には食べものが乏しいため、潮だまりで貝や甲殻類などを食べる。そこにある日漂着した巨大なクジラ。荒々しい岩の海辺に躍動する命のドラマを追う。
[匿名さん]