🕺山形クラブ・ディスコ・フェス

時代は違えども５０年代後半〜６０年代にかけての
スィンギングロンドン　めっちゃかっこいい
アメリカのモータウンやアトランテックレーベル、フィリサウンドに
影響されてこれまた有象無象雨後のタケノコよろしくでてくるわけだが
ストレートでダンサンブル、ポップなリフにキャッチ—なメロディ
誰もが気軽に楽しめる楽曲　週末にオシャレをしてボールルームに向かうわけだ
当時のロンドンはテディボーイズ、いわいるロカビリーの名残がまだまだ強く残っており
いわいるモッズのはしり細身の３つ揃えでバシッｌときめた不良は少なかった
デヴィットボウイのビキナーズ、ザフーのクアドロフォニアにでてくるような粋な小粋な不良達
服とバイクに金をかけ、お気に入りのダンスナンバーでシャウトする　当時最先端だったフレンチブルー
を服用し夜通し遊びまわる　血の気の多いイギリス人だから喧嘩小競り合いは当たり前
想像するだけでも楽しい　

イギリスのダンス音楽
これまたどの国とも違う味がある
アメリカのスケール感があってゴージャスな雰囲気のものが多いが
イギリスはタイトというかこじんまりしたオシャレなモノ、霧のロンドンを彷彿とさせるような
湿った感じだがどこかとぼけている味がある　
ロックもまた然り
あんなに小さな島でよくもまあ素晴らしいアーティストが多く生まれたものだ

最近のイギリスのシーンは見る影もなくなってしまったが、一時は世界をリードする勢いだった
８８年のアシッドハウスムーブメントはダンスミュージックの勢力図を塗り替えてしまったといっていい
野外でハウスミュージックやらヒップホップを大音量で流し楽しんでしまおうというＤＩＹ精神
それを発明したイギリス人のアイデアは凄いといえる　今のレイブやらトランスパーティのハシリだが
８８年の時点ではレイブ、トランスというジャンルはなかった　おそらくマンチェスターあたりのバンドから火が付きイギリス全土に広まりさらにはドイツ、インドに飛び火して一つのムーブメントになり
数々のダンスミュージックの名曲が生まれたわけだが，何故かアメリカにはほとんど影響を与えていない
のは面白い　もともとデトロイトテクノやシカゴハウスがネタ元でそれをイングランド流に焼き直したのが
セカンドサマーオブラブといわれるモノなのだ　今よりももっとエモーシォナルというかパンクロック的な
味があった　金はないがアイデアはある安いドラッグもある　気難しさで有名なイギリス人が皆でダンスする　というのは凄いことが起こってるな　海の向こうではエライことになってるなという空気は
東京でも感じられたが一体何が起こってるのか？当時理解できなかった
なるほどそうゆうことだったのか思ったのが少なくとも日本では１０年は遅れていたわけだ
というか今更レイブも何もないと思うのだが猿まね日本人は未だにカブレている

今ＣＭでオアシスの名曲中の名曲dontlookmyangerが使われてる
奴らはまさにマッドチェスタ—を代表するバンドでセカンドサマ—オブラブど真ん中世代
ストーンローゼスやマンデイズ、プライマルスクリームと同じ世代だがセールスに成功したのは
オアシスだけだ　他のバンドが薬漬けズブズブ音楽に走ったのにたいしてしっかりとしたヴィジョンとモチベーションを持っていたことだ
それはビートルズを意識したバンドポリシー　ノエルギャラガーによるミュージシャンシップと類いまれなる
詩的センスとメロディラインのよさが一過性のものではなく残ったわけだ
他のバンドのようにエクスタシー漬けの音創りに走らなかったのは天才という他ないが
面白いことに当時バキバキエクスタシ—漬けの毎日を送っていたレイバーやクラブキッズは
今この曲を聴くと昔を懐かしみ咽び泣くという　イギリス人の魂をゆさぶる曲といえる
まさにビートルズの現代版といえるわけだがそのバンドも解散してしまった
あの時代を最後にもうロックは死んだと思う　ダンスミュージックも然り

なゲーよカス

ヒップホップ文化
つーかレコードプレイヤーを楽器として使ってしまう
レコードをスクラッチする　左のレコードプレイヤ—から右のレコードプレイヤー
に音楽をミックスする　このアイデアはまさに革命といっていいだろう
冷静に考えてみるとぶっとんでいる　一体どこをどうすればそのような発想にいきつくのだろう
天才というか頭の回路がふつうではない　すべてのＤＪ文化はここから始まった
正確にいえば７０年代後半までさかのぼる　やはりこのような発明はいい意味で頭のネジが
ぶっとんでいるアフリカ系アメリカ人の頭脳から生まれてくるのだが
ワイルドスタイルやビートストリートで表現されているストリートカルチャー
カッコいいとしか表現できない　なにからなにまですべてが計算されたかのごとく一つの哲学といっていい
そして８０年代中期〜９０年代初頭に絶頂期を迎える　これまた雨後のタケノコごとく有象無象猫も杓子も
状態に突入する　しまいには人種の垣根を余裕でクリアし老若男女問わずラップする事になる
だが本当の意味でのリアルヒップホップというものは実は一握りなのだ
それはやはり現地地元民オリジナルネイターであるＮＹ ＬＡ　の極られた地域から魂の言霊
さらにはもう救いようのない病んだ世界から吐き出されるように排出される言葉
そうしないことには生きていけない地域のモノなのだ
日本人ラッパー猿まねラップかましたところで到底到達できない世界

アメリカの音楽というのは底がしれない奥深さがある
多種民族　多様な文化が混ざりあってる混沌とした社会
もともとネイティヴアメリカンがすむ平和な土地をイギリスのとびきり強欲な貴族やら軍人やらが
インディアンをかたっぱしからぶっ殺して占領したのがアメリカの始まりでその後アフリカから
奴隷を連れてきて働かせ莫大な労働力と利益を得　人種差別主義　白人至上主義がはびこり
数々の矛盾　理不尽な話を暴力によって解決してきたメチャクチャな国なのだが
音楽文化となると話は違ってくる　そんな出鱈目な社会の中から生まれてきたのがブルースやＲ＆Ｂで
アメリカの演歌カントリ—ミュージックに影響を与えロックンロールまで脈脈とそのＤＮＡは受け継がれるわけだ　アメリカの音楽にはジャンルを問わずなにか土臭さというか泥臭さがある　南部の臭いがするというか奴隷音楽の名残というか常にマイノリティのバイブレーションが感じられる
それがまた味になってかっこいい　クセになるスモーキーな臭い　人間臭さがある
昨日今日ではない血脈という重みがあるのだか陽気さもそれ以上にある　

キャリー何チャラいう小学生のような大人
ああいうのが今のトレンドなのか？
はっきり言って終わってるな
中身ゼロ　頭の中身スカスカ　重厚感ゼロ
意味不明な歌詞　派手派手というかチカチカしたコスプレ衣装
関西の売れない漫才師のような輩がいけてるらしい
もうどうしようもないところまで落ちぶれた
頭悪すぎでお話にならない

ドイチェノイエベェレ
ドイツテクノシーンもやはり見逃してはならない存在なのだ
テクノというジャンルを確立したのもこの国のバンドだし未だにテクノミュージックでおまんまが食えるのも
世界でこの国位のものだろう　古くはやはり７０年代まで遡る　プログレッシヴロック後期時代にムーグシンセを全面にフィチャーしたバンドが多く出現　新しい時代が幕をあけた　ギターからボタンやダイヤル操作に
変わりよりシステマティックになりメロディラインよりもより「音」そのものに重点を置いたバンドが数多くでてきた　もともとドイツ人はメロディよりも音そのものに重きをおく　東ヨーロッパ特有の伝統あるクラッシックや
バロック音楽　重厚で荘厳な教会音楽がＤＮＡに刻みこまれておりバックグラウンドがアメリカやイギリス
とは一線を画す訳だ　名のあるミュージシャンは必ずといってよいほど影響されておりデヴィットボウイなどはベルリン時代３部作とよばれるロックの歴史の残る名盤を世に送り出している　特に８０年代ＮＷシーンに与えた影響は計り知れない　
ベンダース監督のベルリン天使の詩やノイバウテンの音楽ＤＶＤに表現されているように
ドイツ独自の世界観というものがそこにはある　

パンクロックムーブメントがなかったら今のミュージックシーンは全く別のモノになっていた
６０年代のラブ＆ピース　ヒッピ—ムーブメントがあっけなく終焉をむかえ一気にアシッドの方向性が
失われたのが７０年代中期　意味のないポップミュージックにシーンは席巻され鬱積したパワ—の行き場がなくなってしまった　そんな中行き場のない鬱積した怒りの矛先が向かったのがよりシンプル＆ストレート　小難しい事とラブだのピースだのとは対極　全く真逆の方向性　かつてヒッピ—達がドロップアウトし世間に背を向け現実逃避したのとは全く対比する超リアリズム　現実と真っ向から向き合い素っ裸状態　丸腰で社会に真っ向から対立したパンクムーブメント　一般にはイングランドのバンドが有名なのだが
実はこれもやはりＮＹのアンダ—グランドシーンから生まれ出たものなのだ
多少の野暮ったさを持つＮＹ勢に対しビジュアル面とアイコン的キャラクターをコンセプトしてスタイリッシュにしたのＵＫ勢なのだ　誰でもいつでも簡単にできる　やってしまったもの勝ち　なんでもありという
ルール無用の世界　ギタ—のテクニックや楽曲の素晴らしさなどは二の次でいかに簡単にメッセージを
世間にぶちまけるのが目的なのだ　そのＤＩＹ精神は今でも様々なところで生きている

なんにせよ昔は色んな意味で非常に濃かった　
そんなことが許されるのか？という今の時代ではありえないギリギリというか
アウトでしょ？というような事が結構当たり前で非常に刺激に満ち溢れていた
もう先の事など一切考えてない　その場その場のパワーが半端ではなく
中には命を落としたり人生を棒にふってしまったりするアーティストもいたりして
まさに命がけで音楽というものに全精力を注ぎこむ熱い時代だった
だから非常に面白かったし手ごたえというか時代が動いてる感があった
現在のシーンがまさかこんな酷い状況になるとは思ってもみなかった
なんか皆が皆こじんまりとしたいしたものではないにもかかわらず過大評価し　癒しというか馴れ合い音楽に徹し意味がまったくわからないポップすぎるモノやかわいい幼稚園生向けのキャラクタ—商品のような
音楽　もうまったくポリシーとかセンスが感じられなくなってしまった
毒のあるモノはまったく受け入れなれない　純粋培養の無菌室のようなシーンになってしまった

「ビートルズを意識したバンドポリシー」
「ミュージシャンシップと類いまれなる詩的センスとメロディラインのよさが一過性のものではなく残った」
「イギリス人の魂をゆさぶる曲といえるまさにビートルズの現代版といえるバンド」

Oasisのノエル・ギャラガーだけでなくElectric Light Orchestraのジェフ・リンも忘れていないか？
キリンビールのCMで1978年の名曲『Mr. Blue Sky』が使用されているではないか。

あと、70年代後半〜80年代の音楽を語るのに、何故にきゃりーぱみゅぱみゅが比較対象にされて散々貶されないといけないのか意味が解らん。彼女に一体何の罪があるというのか？「頭の中身スカスカ」って彼女の頭の中身を見たのかよww？別に彼女の事が特別好きという訳ではないのだが、何だか可哀想な気がするし、彼女が音楽を作っている訳ではないんだからさ。それに彼女の音楽を貶されたら、少し困るので止めてくれないか。

世界中の音楽を深く愛する精神には感服するし勉強になるし賛同出来るものもあるのだが、自国の音楽シーンで活躍する二十歳の女性を比較対象にして意味もなくネット上で公開処刑するという行為は戴けない。というより、爆サイでノイバウテンの名を見掛けるとは思わなかったwww。事のついでに、インダストリアルについても語ってくれ！

キリンビールＣＭ　ＥＬＯの曲だとは知らなかった
ジャンル的にはブル—アイドソウルとかサザンロックとかになるのかな？
ＥＬＰの方が個人的には馴染みあるww

インダストリアルロックとなると奥が深い　何処ぞの国の誰々さんが鳴らしたノイズですみたいな世界で底なし沼のようなマニアック音楽　音楽といっていいのかもわからない実験音楽　
芸術家肌のミュージシャン達が前衛音楽　残響音楽として数々のセッションを行いインプロビゼーション性が非常に強く音源はライブ海賊版などを含めると星の数ほどもあって
レゲエのダブプレートと同じであまりにもインディ感が強すぎて自分ごときの知識ではフォローしきれない
９０年代初頭のボディミュージック　ＵＫハードコアパンク　ＮＷやグランジから派生したあたりまではなんとなく理解できるがこれまた７０年代の難解なプログレ音楽やフリ—ジャズのようなノリで深入り無用
基本ギタ—にエフェクトをかけノイジーにしてミキサーダウンでダブ効果させベースやドラムを定位置からずらし遠近感をなくし輪郭をぼやけさしてカチンカチンに固めた音位の認識しかないが
カッコいいモノも存在するのもまた事実
ノイバウテンのブリクサバーゲルトやアレキサンダ　ハッケのような一つの美学　哲学に到達しているバンドは意外と少ないのではないか　

レゲエミュージック
カリブ海に浮かぶ島　ジャマイカ島で生まれ出たレベルミュージック　
かのジョンレノンが「７０年代最大の発明」とまでいったジャマイカ版演歌なのだが
イメージはというと南の島で平和に暮らす純朴な村人が陽気なリズムに乗っているというのが一般的かも
しれないがその実はとんでもない誤解で、これこそある意味パンク並いやそれ以上にメッセージが強く
反社会的要素をたっぷりと含有した怒ってる音楽なのだ　昨今のダンスホールスタイル　ラガなどは
正確にいうとレゲエではなくセレクタとよばれるダブプレートをかけるＤＪ　レゲエの世界ではＤＪはお囃子係
セレクタがかけるトラックにのせてラガするわけだ　このセレクタとＤＪの掛け合いが非常に面白く
漫才をみているかのような阿吽の呼吸次から次えと繰り出される言葉　パトワと呼ばれるジャマイカ訛りの
英語だから何をいってるのかまるで解らないが、なぜか知らず知らずのうちに踊らされている
しかもサウンドシステムと呼ばれる１０００Ｗはあろうかという巨大なアンプとスピーカ—から繰り出される
音の塊は圧巻というしかない　ある意味レイブと似ているがこちらはこれが日常風景の一部と化しており
子供から爺さんまで犬や牛までがノリノリなのである　いたるとこでドレッドヘアの目つきの悪い男が
ぶっといジョイントをバカバカふかし真っ赤の目であたりを警戒している　目が合おうものならばバッズの塊
をおもむろに懐からだし売りつけようとしてくる　このリズムはまさにグラスにぴったりとマッチする
こればかりは言葉では表現できないバイブレーションなのだ　人生観が３６０度変わるといっていい
今までとは全く違う視点　次元で音楽に向き合うことができる

ＣＭソング
最近でこそロックの名曲が頻繁に使われはじめた
少し前などたしかシドビシャス　マイウェイが流れてきたときは我が耳を疑ったものだったが
この曲が一人のどうしようもないパンクスターによって歌われているのをはたして意味がわかっているのだろうか？お茶の間にシドの肉声が流れる　おいおい勘弁してくれと本人が生きていたら思うのではないだろうか　実際唯一無二の大親友ジョンライドンがこんなコメントを残しているが　「やつらは犬畜生よりも劣るお下劣野郎だ　金であの世から死んだ人間を引っ張り出してきやがった」と　そしてマルコムが生きていたら
なんとコメントするだろうか　ＣＭソングになりえるモノとそうでないものがあるのを製作サイドはわからないのか　

日本人アーティスト
がロックやらラップやらなんでもそうだが音楽をやると何故にあんなダサくなってしまうのだろうか
はっきりいって日本人でアーティストと呼べる芸術家は人握りしかいない
坂本　久石　細野　喜太郎　富田　加藤　略省
日本のミュージックシーンの礎を築いた年代
商業ベースにはのっていない　売れる売れないは関係ない　時代が後からついてくる　日本人ならではの感性をいかしたオリジナリティ　今聞いても全然色褪せない普遍性　
教授のバキバキキレキレの頃の作品　Ｂ−２ｕｎｉｔ　千のナイフ　エスぺランサなどは当時は新しすぎて
全く理解されなかったが　今ようやく３０年の歳月を経てわかるモノがある　やはり天才というしかないし
本物の音楽家というのはこういうことだと思う　それが今ではどうだ？
皆が皆いっぱしのアーティストツラをこきやがる　インタビューにいっぱしの芸術家気取りでスカシた
コメントで受け答えする　はっきりいって魂を揺さぶるものがない　それはもうセンスの問題なのだ
音楽というものは理屈ではない　パーソナルな思い切り個人的感性を世間に曝け出す　売れる売れないは
全く関係ない　今のシーンは売れないものは初めから企画段階でポシャる　音楽プロデューサだかなんだかわからないわかってないインチキ野郎がダメだしし面白いアイデアや斬新な企画はすべてボツ
何故か？売れないからという理由だけだ　音楽というものはマイナーからメジャーになる時が一番面白い
のが何故わからないのか　

『Mr. Blue Sky』はポップロックになるそうです。

ブリクサバーゲルトに限らず、現代ではトレント・レズナーやアレック・エンパイアも一つの美学や哲学に到達していると思うのですが…。

あと、ジョン・ライドンはカントリーライフのバターのCMに出演しておられましたよ。YouTubeで御覧になってみて下さい。でもって、それで得た金でPILを再結成しました。

『はっきりいって日本人でアーティストと呼べる芸術家は人握りしかいない
坂本　久石　細野　喜太郎　富田　加藤　略省』

パンクの神と称される遠藤先生が入っていないではないか。JOJO広重さんも…。

では、６０年代に活躍したGrateful Deadや９０年代のグランジに関しては、どう思われますか？

>>37
いやいや、ここまで幅広いジャンルで深く語り尽くせるのは素直に凄い事だと思いますよ。
たまに「ん！？」と思うのもありますが、基本的には実に興味深い内容です。
私としては、とても勉強になるので、もっと語って欲しいですね。

なるほど　ＰＩＬ結成の裏話そうだったのか　ジョンライドン信奉者としてはツボ情報
１ｓｔフラワ—オフロマンスの極北激寒サウンドカッコよい　メタルボックスもリリースされた時は衝撃だった
なんせ紙ジャケではなくメタル缶に入っていて文字どうりメタルボックスだったw
ピストルズで儲けた金はほぼマルコムの懐に入りジョンやゲレンその他メンバーには雀の涙ほどのギャラだったらしい　まさにそうゆう意味でピストルズはマルコムのバンドといえるが　マネージャーというより仕掛けの天才通り越してゴッドといっていいだろう　結果的にメンバーは詐欺らたわけでまさにロックンロールスィンドルとはよくいったものだ　もともとピストルズはヴィヴィアンとマルコムの店「ＳＥＸ」という服屋に出入りしている不良少年で結成　セデクショナリズというヴィヴィアンがデザインしたボンデッジ
ファッションというぶっ飛んでいる超奇抜な服をメンバ—に着せ　ジェイミリードのアートワーク　マルコムの
ゲリラ的戦略が見事時代にツボにはまり成功するのだが　もう非のうちどこがない伝説これ以上カッコいいバンドは後にも先にもないと思う　ジョンが一言「俺がルールだ　だからお前らはそれに従うしかないいんだよ」と　ディケンズの小説にででくるような陰鬱で顔が死ぬほど青白くなんもかも見透かしたようなあの目でいわれたらもうグウの根もでないだろう
マルコムにとって７７年が最高ではなくヒップホップなバッファロギャルや幻の２ndＬＰスワンプシング　ＮＹハウスなディープインボグー　パリに住んでいた頃の思い出アルバムジャージな「パリ」などをリリース　これがまた完璧なパンク的アティチュードなのだ　その時代時代新しい音楽　何が有効的な音かを意識したクリエイティブ性の高さ　

をあくまでもパンクサイドからのアプローチで表現するという誰もマネできない独自のスタイル
ミュージシャン以上にミュージシャンだしファッションデザイナ—以上にデザイナーというこんな多才な人物はこれも後にも先にもマルコムだけだ　あのＮＹドールズのマネージャだったのは意外と知られていない
そのマルコムも他界　やはり才能ある芸術家は早死にする運命なのか　遅らばせながら追悼の意を表す
　
遠藤とはスターリンの？
個人の好みなのでいいたくはないがクラッシュのコピ—バンドの域なのでは？たしかに日本で早くパンクバンドを結成したのはリスペクトすべきだが　日本でもっとも速いスピードで早くパンクに気がついたのは
メロンの中西俊夫ではないか？それとも藤原ヒロシかもしれない
日本のパンクバンドにいえることはなんせブラックジーンズが似合わないということだ
ジュンスカのボーカルの奴はいい例で短足なうえにマーチンの１０ホールでスキンズ風にきめたのはよいがいかんせん足の短さだけが強調されてイタダケないww
モッズ然り　ラフィン然り　周りの人間は誰ひとり注意しないのか
パンクバンドは楽曲よりもビジュアルのが大切なのだから

クラッシュのコピーバンドはスターリンではなく
アナーキーだった　失礼をば
日本のパンクを語るうえでかかせないのがインディーズなのだが
いわゆる自主製作版というやつでロット１００〜５００多くても１０００枚を手売りして歩く　これもやはり８０年代の話その頃は下北屋根裏や新宿ロフト　マーキズ　椿ハウスとかパンクやハードコアパンクのバンドが
出入りできるヤバイライブハウスが多々あった　客ももちろんそっち系ばかりでライブは非常に危険だった
グール　原爆オナニーズ　売れる前のラフィン　その他箸にも棒にも引っかからないダメダメバンドが目白おしで時にはステージ上で訳の分からないパフォーマンス　ゲロをはいたり尿を排泄してみたり糞を客に
投げつけ出禁になったりともうメチャクチャなアホバンドのオンパレードでそれはそれで面白かった
原爆オナニーズの女性ボーカルなどはステージで客と性交しているのを何度かみたことがある
一番危険な連中は千歳烏山に拠点をおく烏山軍団と呼ばれるハードコアパンク　ノイズ　クラスパンクなどに異様に傾倒しているサイコ野郎たちで見た目も普通ではない　全員トラジャンとよばれるトゲトゲモヒカンにボロボロな鋲ジャン　パッツンパッツンのボロボロブラックジーンズにやはりマーチン１０ホール
そしてメリケンサックや警棒などで武装　電車内では酒をラッパ飲みしタバコをふかす　周囲の会社員や
一般市民に暴言や罵詈雑言をあびせかけビビらせ喜んでいるという非常にタチの悪い連中なのだ
怖いものがないというかネジがとんでいるのかわからないが歌舞伎町などで明らかにヤクザ相手に喧嘩やらかしてみたり止に入ったオマワリさんに蹴りをいれてみたりともうどうしようもない連中なのだ

グレイトフルデッド
このバンドもまた物語性のある奥の深いバンドでデッドヘッズと呼ばれる取り巻きというか追っかけ
人生をデッドに捧げている強烈なファンがいる　知り合いのサイケデリックオヤジはわざわざサンフランシスコまでライブを見に行きそこで強烈な体験をしたと語っていた　会場の周りには世界中から集結した
何万人だかのヒッピ—で埋めつくされＬＳＤの売買やら様々なドラッグの取引が行われ　中にはコンサートチケットとネタを交換しようとする輩までいる始末　もう法律も糞もない状態で治外法権　
会場内に入ると録音機器を携えたマニア達でごったかえし場所取り合戦　野外なのでその間悪天候にみまわれたりとズダボロボロ雑巾状態でやっとこさダルダル状態でライブが始まる
カリスマ　ジェリィガルシア　真っ白い髭を蓄え渋いブルージィなロックでオーディエンスと一体化し
何万人という人間のグッドバイブレーションをバンドという装置でもって増幅させさらにはドラッグどんぎまり
もう音楽がどーのこーの言っている暇はなく完全にもってかれるとそのサイケオヤジは語っていた
そこで何かを悟るミュージシャンも多いときく　ニルバーナ然り　サーストンムーア然り　ベック然り　フィッシュ然り　レッチリ然り　アメリカの多くのオルタネイティヴバンドはデッドヘッズなのだ
天上天下古今東西デッドはデッドでしかない　もうアメリカそのものと言っていいと思う　アメリカの文化の一部と化したバンド　政治家からホームレスにまで愛される唯一無二のバンドなのだ

グランジ
二ールヤングとニルバーナで十分

行ってみたかったその瞬間
１　ウッドストックフェス６９
２　ピンクフロイド　ライブ
３　デッド　　　　　　ライブ
４　ザ　フー　　　　ライブ
５　ピストルズ　　　アナーキツアー
６　クイーン　　　　ライブ
７　パラダイスガレージ
８　レイブパーティ　８８〜９２
９　グランストンベリー

ブラックミュージック＆ソウルミュージック
一昔前はブラックとかアダルトコンテンポラリ—などといわれ
いまでいうＲ＆Ｂ　メロウでラグジュアリーなモノやスロウジャム　ワシントンゴーゴ—　ニュ—ジャックスウィング　純粋なゴスペルソング初期のオールドスクールヒップホップ　ファンク　とまあ範疇は広いのだが
グループソングで男性女性３〜５人程度のコーラスグループでダンサンブルなナンバーを得意とし　ディスコ調というか非常にアッパーかつポジィティヴ　こんなに陽気な音楽は他にはみあたらない　り黒人鎮魂歌　黒人哀歌がベースとなり毎日やってられないが楽しく生きよう　今日という日を精一杯生きよう　アイラブユー　アイニードユーとかの世界なのだがブラックミュ—ジックは本当にこの手のタイプのカッコいい曲が多い　黒人特有の濃厚でまったりとした粘りつくようなファンキーなモノや　聞いてるだけで汗ばんでくる
黒人汁全開のモノ　いい味を出しているのである　アフロヘアーにラッパズボン　ロンドンブーツに金張りの
ド派手なアクセサリー　という日本人がやったら絶対に合わないスタイルが非常にカッコいい
サタデ—ナイトフィバーと混同するかもだがあちらはイタリ—系アメリカ人のお話で原作は実はザフーの
四重人格だということはあまり知られていない
分厚い人種の壁がやはりあって黒人は黒人のクラブにいき白人系とはけっしてダンシングなんてしない
ＮＹのマジソンスクエアガーデンで行われたＪＢのライブだけはみたかった

風営法
でダンシングできないってどうゆうことなのだ
ダンシングするのが何が問題なのだ　狂ってるな
国会で審議するような事じゃないだろ
享楽的？　高揚感？のどこがいけないのだ　まったくもってナンセンス
このいかれた国にはもっとやるべき事が他にあるのではないか
酷い　ひどすぎるな
今こそ音楽を愛するモノとしては戦うべき時がきた

日本の政治家ってのはほんとしょーもないな
いい音楽と美味い食いモン提供して何が悪いというのか？
そもそも風営法ってなんだよ
昔はそんなもんなかった
だから朝までノンストップダンシングできた
いい子ちゃんは早く帰って門限守れってか？
オマエ中高生じゃねーんだよ　余計なお世話ってやつだな
夜も朝もない　２４時間いつ何時　なにしようが自由なんだよ　他人に迷惑さえかけなければな
それを規制規制規制でがんじがらめにしてどうしようというのか？
骨のある奴はそんな規制なんて眼中ないけどな
自己責任なんだよ　それを他人がよってたかって個人の自由を奪っていいのかい
そうゆう個人主義の考え方というのが日本人はできないんだな
それでも昔８０年代は緩かったな　いい意味で自由だった　あーだこーだ大人も五月蠅くなかったよ
中にはハメをはずす輩もいるだろう　だからなんだというのか？馬鹿やった分だけ自分で責任とればいいだけだろう　だからこそ人生は面白いわけだ　まったくお上の考えることは理解できない　
頭ガチガチなエリート官僚とか政治家ってのはいつの時代も同じだな
　

デッドオアアライブの曲が好きやった。


クークーのハッピーデイズ、アップサイドダウン

カイリーミノーグのロコモーション


シホのジプシーアンドクイーン

ユーロがまだハイエナジ—と呼ばれていた時代がある
またスパゲティディスコなんていわれていた。
インスタントダンスミュージック　
ミュンヘンディスコからジョルジオモロダー
ビキビキシンセ音に大袈裟なボーカルがのっかる
suzy B LIsa everynnttomas bobby-o TSRレーベル
その他見たことも聞いたこともない国籍不明　製作者不明の怪しすぎるレーベル多数
ただクレジットには１９８５年とだけある　アナログ感全開でかっこいい
今の８０ｓを意識したモノというのはおそらくこれがやりたいのかもしれない
８０年代エレクトロ　程よい人肌感と力の抜け具合　とぼけたことを大真面目にやってるのが最高
ものすごく軽い　しかしちゃんとしたグルーブがしっかりでている　
いやかっこいい　安い速い美味い　重さはないが哀愁がある　

ＤＶＤ［リヴァプールからの手紙」
８０年中期の作品
その中でうらぶれたディスコがでてくる
かかっていた曲はbronsukibeatのsmall town boy
実に渋い　店内には客数人　主人公の女が見つめる先には
ソビエト船員　お互いに意識し　恋に発展するという
まさに当時の光景といっていい
このソビエト船員がジミーソマービルに似ていて笑える
dvdでディスコが登場する作品は面白い

いきすぎBATという言葉がある。
何事も加減というものがあるが
８０年代はそれがなかった
リミッタ—が外れた状態が長い事続いた
音楽でもネタ関係でもなんでもそうだった
マジでとことんいくぜ感全開でまったく先のことなど考えたこともなかったな
今の若い奴らは初めから守りに入っていて面白くない
保守的なんだな　人の目ばかり気にしていて
屁理屈だけは一著前　情報バカというか頭でっかちで皆同じ
ぶっ飛んでいる奴がいない　昔はアッと驚くようなオリジナルティ溢れたパワ—のある奴がいたもんだがな

softbankのＣＭ
犬がしゃべるＣＭ
ずいぶん長い事やってるが
これもまたパクリ
sex pistols ROCK,N ROLL SWINDLE
でもうすでに
３０年ほど前にやっている

日曜の昼にMXテレビでマハラジャのブース使ってノンストップライブやってるんだな

ビムベンダース監督
「radio on」
この中にもやはりディスコが登場する
主人公がストリートキッズに聞く
「このあたりで音楽を聴ける場所はないかい？」
キッズ
「アシッド　スピード　コカイン何が欲しい？」
主人公
「悪いがドラッグはやらないんだ　変わりにハンバーガおごるぜ」
キッズ
「そんだったら●●がいい　あそこにゃいい女がそろってる」
　
マジでこんなカッコいいシーンはないと思う
舞台はイングランドブリストル　当時のイギリスといえばＮＷの嵐吹きすさぶ極北世界
ヒトがヒトをとことん嫌いになった稀な時代　ラブ＆ピースとは対極
バキバキパきパき緊張緊迫した映像美　いや素晴らしい　やはりこの監督も只者ではない

昔テレビでそこが知りたいっていう１時間番組が有ってマハラジャ特集した時があったけど録画ビデオどっか行ったな。もう25年位たつんだな

「human traffic」
イギリスの青春ロードムービー
セカンドサマ—オフラブ以降のダルダルムービー
その中で面白いのはアムス帰りのドレッド野郎がアムスの自慢をし
場をしらけさすというシーンと
レイバーだった昔を思い出し「昔はよかった　面白かった」と嘆くシーン
アフタ—アワーズ　時代は決して戻ったりはしないのだという
皮肉たっぷりで昔のダサさ加減を馬鹿にするという内容なのだが
それだけではない
現場を知っていなければ笑えない　やはりその場で食ったり呑んだり吸ったりしていなければわからない
空気感　あるアル的要素　知ってるいる奴がわかればいいという製作者サイドの悪ふざけたっぷりの
遊び心溢れた作品だ　逆に言えば俺はこんだけバカやったぜ　というメッセージなのだ

clash
「ルードボーイ」
男の中の漢　ジョ—ストラマーが動いている映像が楽しめる
いやかっこいい　惚れ惚れする　漢が漢に惚れるという言葉があるが
まさにこのことをいうのだろう。
実際他のメンバー　ミック　トッパー　シムノンもジョ—も男気に惚れてバンド活動していたらしいし
ロンドンのならずモノ　不良少年達もジョーのいうことには従った
絵になる男というのはそうはいない
個人的にいえば　ジョ二ーロットン　ジョ—ストラマー　二人だけだ
音楽的にもレゲエ　ダブをいち早く取り入れたり　ジョーの不良のツボを刺激しまくる歌詞も素晴らしい
詩人っぽい文学的側面と左翼的政治哲学の臭いがする奥深さ
自分はロンドンコーリングを15歳で聞いたが　今だに色褪せない　何百回針を落としたかわからないが
全然飽きない　人生を変えた一枚といっていい　影響された人間は数知れないだろう
このビデオの見どころはなんといっても
ハイドパークでのライブシーンだろう　「ロンドンは燃えている」一曲の中にすべてが凝縮されている
途中シャム６９のジミーパーシも乱入してきて笑える
後は主人公のダメ男マイクがジョーに坊やとして雇ってもらえないか？聞くが断られてしまう
後半薬と酒でヨレヨレになったマイクにジョーが「仕事ならあるぜ」というシーンがグッとくる
いやはや語り尽くせない　伝説の男　ジョーストラマー

「ガンモ」
アメリカ映画
ハーモニコリン監督
この映画も衝撃的だった　一連のラリークラーク的アメリカ病的社会を独自の観点から根こそぎぶった切る手法　アメリカ最下層民アングロサクソン白人社会のユース世代を知り尽くしたハーモニ—コリン
の描くアメリカの糞現実　あのガスヴァンサントが天地がひっくり返るほどの衝撃とまで絶賛した作品だ
これを見終わったあとの脱力感　やりきれなさ　せつなさには言葉がでない　オチがないのである　
トレスポなどのオシャレ感など微塵もない　感動的ストーリで泣かせるということもない
近所のダメ人間をそのまんま撮ったいうとんでもない作品なのである
これをみると人間とはいかなる動物であるのか？が見えてくる
本当にアメリカ社会というのはどうしようもないところまで来てしまった感全開の映画だ

>>10
好みが非常に似ています。Isleyはよくサンプリングで使われてますね。ﾁｬｶｶｰﾝのThrough the wireもカニエが使ってました。懐かしい‥
goody goodyも大好きだけど、あれはもう90年代に入ってますよねー

「マイプライベートオウンアイダホ」
ガスヴァンサント監督
ロックな役者　リバーフェニックス主演
舞台は８０年台　米シアトル　これまた不良キッズの物語だ
リバーの演技とは思えない役作りと相棒キアヌリーブスとの絡みは必見だ
まだグランジなどという言葉ができる前の米西海岸オルタネイティブ文化
カメラワークはあのブルースウェーバが担当しているのはあまり知られていない
アメリカインディペンデンスフィルムの臭いが強烈にする貴重な作品である

>>34

このｽﾚ全部書いてる人が松本さんてゆうんですか？？

祝　英国　王子誕生
時のたつのは早いものだ
故ダイアナ妃がウィリアム王子を生んだのが昨日の事のように思える
ダイアナ妃が事故死したあの日
エルトンジョンはじめケイトブッシュ　ポールマッカートニらが
追悼曲「candle with the window」で弔った事を覚えている

いつもｽﾚ読むの楽しみにしていますよ♪
(^o^)／♪

ポンヌフの恋人
フランス映画　レオンカラックス監督

マイフェバリィムービベスト５に入るフランス映画の傑作
映画という娯楽を生み出した国フランス　リュミエール兄弟からゴダールを経て数々の名作、傑作を芸術、アートという土着性から生み出してきたフランス
マジな話フランス人の考える映像美というのは感服させられる。アイデアとイマジネーション
何処をどう取っても唯一無二なのだ　重力が違う方向に働いているとしか思えない
同じ人間が考えだしたものとは到底思えないほどの感動を覚えたのを覚えている。
この作品をみるとフランスの呪われた詩人達を思い出さずにはいられない。
ゴーティェ、ボレル、ロートレアモン、ランボ、ボードレール、プレネ、ピカビア、ルセール、アポリネール、ジャリ、ポー、ジャコッテ、ブァシェ、スーポ、そしてシュルレアリスト　ブルトン　その他テルケル派の数々の詩人達　幼少の頃より１２音綴を学び言霊、霊性という
感性で物事を深くとらえるセンス。これはもうまさに理屈ではなくロックそのものなのだ。

物語はというと単なるホームレスの男女の物語というシンプルさ
汚いモノは美しい、美しいものは汚い、ポエジーである。
おそらく脚本はフォルヌレの白痴ではないかと思うのだが推測の域をでない
あと面白いのはタイタニックの船首で抱き合うシーンの元ネタはこの映画なのあまり知られていない。

なんだかんだいってみたとこで
クリエイティブな人間とそうでない人間の差

それは感受性の違いなだけだ
あるものをみてどう感じるかが全て
もう言葉というか理屈ではない

それに気ずくか？気づかないか？
これだけ
シンプルイズベスト
単純なようで実は奥深い

まあ日本で何不自由なくのうのうと自分の枠に囚われている限り
これは無理なはなしだ

若者よ
旅に出よ
それはＴＶなどでやっている旅とは違う
全財産をリュック一つに詰め込んで
世界にでてくれ　世界というものは一体どうなっているのだということを
肌で感じてくれ
ＴＶでやってる思い切り商業主義　カッコばかりの面白おかしいだけのモノとは別次元な話
　
くだらない大人になるな
枠にとらわれるな　感じるままに生きろ
他人がどういおうが関係ない　今がチャンスだ

現在のシーンというのは
キーワードが決まっていて
「癒し」「リラクゼーション」「エコ」
こればっかだな。
たいして疲れてもいない体を癒してどうする？
たいして疲弊してもいない心をリラックスさせてどうしたいわけなのだ？

片腹痛くてしょうがないｗｗ
シーンのイニティアティブをとっている人間がタマ食いすぎてるだけだろう
そんなまかやしのカッコばかりのスマートなモンと違うんだよ
人間というのはもっとドロドロガツガツみっともない生き物なんだよ。
たしかに無難だ　聞こえはいいし囲心地もいいかもしれない
だがとことんつまらないモノになれ果ててしまったな。

本当の意味でのラブ＆ピースというのはこんなことではない
それはもう７０年代８０年代で思い切りやりつくして燃え尽きた
過去の遺産なんだよ　それにすがっているとしか思えないな

とりあえず金にもなるし　聞こえもいいし　オシャレそうだから
という理由だけなんだな　もう飽き飽きしたぜ

パンクロックムーブメント再燃を望む

あのひりつくような緊張感　じっとりとした嫌な汗が滲む　毛穴という毛穴から油汗がふきだし　被害妄想的なパラノ—マルアンドロイドと化す　極限状態の中で時間だけが非情にすぎていく　朝５時には頭の中は空っぽだ　そんな状態から生まれ出たパンク　これほどまでに
ウソと真実を同時並行して語られている音楽はない
　

ジョイデヴィジョン　「クローサー」
１９８１年　
ボーカル　イアンカーチスが逝く前の年にリリースされた２ＮＤアルバム

この作品の一般的な評価は　「暗い」だの「陰鬱」だの　「破戒的なまでの絶望感」だのといった
音楽性には一切関係ないモノが多いが　そうは思わない
究極的なまでに余計な贅肉をそぎ落としたミニマム感覚　キレキレきれまくりのスーティブン
フックのリズム　パーカッション　これでもかくらいの反復反復　聞いていると感覚が研ぎすまされていくのがわかる。人力テクノミュージック　
それにバーナード　ディケンスのこれまたキレまくり　のカッティングギターが絡む
極めつけにイアンのシュールすぎるボーカル　２ＮＤアルバムにして到達点に達してしまったバンド　ジョイデヴィジョン　いや美しい　ポストパンクの金字塔だ
この作品を理解するには自分の場合３０年程の時間を要したのは紛れもない事実だ