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２９日未明、古河市の県道の交差点で、２人の大学生が乗った乗用車が運転代行業の軽乗用車と衝突し、軽乗用車を運転していた男性が死亡しました。

２９日午前１時４５分ごろ、古河市女沼の県道と市道が交わる交差点で、市内に住む２１歳と１９歳の大学生２人が乗った乗用車が軽乗用車と衝突しました。

この事故で、軽乗用車を運転していた境町の運転代行業、三浦喜行さん（４２）が頭を強く打って、その場で死亡が確認されたほか、同乗していた４１歳の同僚の女性も肩の骨を折る大けがをしました。

警察によりますと、三浦さんが運転する軽乗用車が県道を走っていたところに脇道の市道から出てきた大学生の乗用車が突っ込んだということで、交差点には信号がなく、市道側に一時停止の標識があったということです。

乗用車に乗っていた２人の大学生はいずれも「運転していたのは自分ではない」「潔〜白だぁ〜」などと話しているということで、２人とも受け答えがはっきりしていなかったことなどから、酒を飲んで運転していた可能性もあるということです。

警察は２人の大学生のうち、どちらが運転していたかなどを詳しく調べるとともに、危険運転致死傷罪の適用も視野に入れて捜査することにしています。