🎾 テニス

１５歳ガウフ、キャリア初のツアー８強入りでトップ１００入り確定


【リンツＡＦＰ＝時事】女子テニス、オーストリア・レディース・リンツは9日、シングルス2回戦が行われ、米国の新鋭コリ・ガウフは4─6、6─4、2─0とリードしたところでカテリナ・コズロワ（ウクライナ）が左足のけがで途中棄権し、キャリア初のツアー大会準々決勝進出を果たして、世界ランキングで自己最高のトップ100以内に入ることが確定した。（写真は女子テニス、オーストリア・レディース・リンツ、シングルス2回戦。リターンを狙うコリ・ガウフ）
　現在１５歳のガウフは、２００５年１月の豪ゴールドコースト大会でブルガリアのセシル・カラタンチェワが、当時１５歳１５３日にして達成して以来の年少記録で、ＷＴＡツアー８強入りを成し遂げた。
　ガウフは女子テニス協会（ＷＴＡ）の公式ウェブサイトで、「彼女（カラタンチェワ）のことは知っている。びっくり」「とても良い成果。この調子で準決勝にたどり着きたい」とすると、「いろいろな記録で最年少と言われることに慣れてきている。これからも快挙が続くようにしながら、若手時代を楽しみたい。こんなのは今のうちだってみんなに言われるから」と語った。
　今年のウィンブルドン選手権では予選突破を果たしてベスト１６まで到達し、全米オープンテニスでも３回戦に進出してテニス界に衝撃を与えたガウフは、今大会では第６シードのマリア・サッカリ（ギリシャ）が棄権したことで「ラッキールーザー」として本戦の出場権を獲得。そのチャンスを最大限に生かし、８日の１回戦ではシュテファニー・フェーゲレ（スイス）に勝利した。