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ボートの全日本選手権は埼玉県戸田市で１３日、各種目の決勝が行われ、２０２０年東京オリンピックを狙う１７歳の大門千紗選手は、女子シングルスカルで準優勝でした。
高校３年生の大門選手は、メダリストの原石を発掘する福岡県のプロジェクトで見いだされて、高校からボートに転向し、わずか２年半でワールドカップ９位に入るなど４年後の東京大会へ期待を集めています。

大門選手は２０００メートルを４人で争った全日本選手権の１人乗りの女子シングルスカルの決勝で、予選で敗れた大学生に最初の５００メートルでリードされ、後半もリードを広げられました。大門選手は、この大会の４回のレースで最もよい８分１０秒９８のタイムをマークしましたが、トップに４秒余りの差をつけられ準優勝でした。