2019年9月3日火曜日
S・バンタム級2冠王者ローマン 負傷で防衛戦中止
13日ニューヨークでWBAの指名挑戦者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と防衛戦を予定していたWBA・IBF世界S・バンタム級統一王者ダニエル・ローマン(米)が出場できなくなった。ローマンの共同プロモーター、トンプソン・ボクシングが2日メディアに明かした。
けがの具合が気になるローマン Photo/SUMIO YAMADA
ローマンのエディ・ゴンサレス・トレーナーによると、統一王者は先月19日のジムワーク中に左肩に激痛がはしったという。その後、診断や治療を行ったが数日後また痛み出し練習ができない状態に。ゴンサレス氏は「肩に力が入らず何もできない状態」と心配する。明日(現地時間3日)ドクターが手術を行うかどうか結論を出すことになった。
状況からアフマダリエフとの対戦は不可能。スポーツ動画配信DAZNが全米に中継するイベントが開催されるかは追って結論が出る見込み。会場はマジソンスクエアガーデンのザ・シアター。
ローマンが保持するIBF王座の指名挑戦者は元王者の岩佐亮佑(セレス)。ローマンの回復ぶりや動向が気になるところだ。