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東電福島原発事故に伴う除染作業を１５歳の少年にやらせたとして、愛知県警は１８日、名古屋市にある土木建設会社専務、千葉祐士容疑者（４９）を労働基準法違反容疑で逮捕した。

この会社の実質的経営者は元暴力団組員。

県警によると昨年７月、福島県の大型商業施設で当時１５歳だった愛知県北名古屋市の少年が１８歳未満であることを知りながら、原発事故で飛散した放射能物質に汚染された草や土を除染する作業をさせた疑い。

労基法は１８歳未満を除染作業現場で働かせるのを禁止している。

少年には「１８歳だと言え」と指示していたという。

国発注の場合、除染作業には賃金に加え、１日１万〜数千円の手当が払われる。

県警はピンハネしやすい少年を雇っていた疑いもあると見ている。