ジャニーズ事務所のトップがついに重い口を開いた。
ジャニー喜多川社長(85)が1月13日、昨年解散したSMAPについて言及し、スポーツ各紙が一斉に報じたのだ。
特筆すべきは、『サンケイスポーツ』の論調だ。
SMAPメンバーの今後に関して「独立ない」と断定的な書き方をしているが、実際のところはというと……。
「解散後のSMAPメンバーらは現在ソロ活動を展開中ですが、一部では木村拓哉(44)以外の4人が独立するのではないか? と見られていることに対し、ジャニー社長は『(メンバーは)出ていくことを前提で話していないと思う。そんなやぼっちいタレントじゃない』と発言。『サンスポ』はこの部分をクローズアップし、『独立ない』と伝えています」(芸能記者)
その一方で、『日刊スポーツ』はこうした発言とともに、ジャニー社長が「それぞれの気持ちに任せます」と“容認姿勢”を見せているといった書き方で報じた。
「実際、あの場でジャニー社長の言葉を聞いていた感じでは、『5人のことを信じている』という意味合いの方が正確だったように思います。『サンスポ』がああいう風に書いた気持ちも分かるけれど、ジャニー社長は『独立はない』と信じているものの、最終的な判断は個々に任せている……、といったニュアンスでした。事実、独立に向けて中居らが動いてるという話は耳にしています」(前同)
■メリー喜多川副社長との決定的な差とは?
ちなみに、この会見は毎年恒例だが、昨年は解散騒動の真っ最中だったため実施されなかった。
今年はジャニー社長がまず舞台について語った後、自らSMAPの話題を切り出したそうだ。
「ジャニー社長は報道陣に対して『皆さん、何か聞きたいことがあるんじゃないですか?』と話し、SMAPの頭文字をとって『すばらしい・メモリー・ありがとう・パワー』と、グループへの“愛”を語りました。SMAPを育てた飯島三智元チーフマネジャー(58)と敵対していたメリー喜多川副社長(90)とは違い、やはりジャニー社長の“SMAP愛”は強かったんだと思います」(前出・芸能記者)
ジャニー社長も木村以外の4人に独立の意思があることを感じているからこそ、このような形で思いを吐露したのかもしれない。
契約更新の時期である9月に、ジャニー社長の希望は実を結ぶのだろうか。
【日時】2017年01月16日(月) 19:00
【提供】デイリーニュースオンライン