ニュースサイト「雲南網」によると7月6日、雲南省龍陵県の小学校就学前クラスで、7歳の男児3人が、複数の男女児童の性器や肛門に指や木の棒を入れるなどしてケガをさせていたことが明らになった。
当初、学校側はこの事実を隠ぺいしようとしたが、高学年の児童たちから家族へ事情が伝わり、県の教育局が動く事態に発展。
結果、男児13人、女児10人が被害に遭っていたことが判明。
医師による診察の結果、4名の女児は陰部が炎症を起こしており、うち1名は処女膜が破れていることがわかった。
加害児童のうち2人は、学級委員長と副委員長を務めており、それぞれクラスのリーダー的な存在であった。
彼らは、こうした行為を「お医者さんごっこ」と称していたが、その内容たるや子どもらしさのかけらもない、非道なもの。
ある女児は、5月中旬から6月中旬の間に、8回にわたり被害に。
場所はすべて昼休みの教室内だった。
手口は、副委員長が女子児童の腕を押さえ、委員長が陰部への異物挿入などの暴行。
もう一人は見張り役で、教室の外にはほかに4人の男子生徒が控えており、委員長ら3人が事を済ませた後、半ば強制的に暴行に参加させられたという。
また、別の女児は毎週日曜日3回にわたって乱暴された。
事件の起こった雲南省西部に位置する龍陵県は、中国内でも特に貧しい地区。
起伏の激しい山々と劣悪な交通事情で、外出したまま行方がわからなくなった老人もいる。
約200人いる村の子どもたちは1年間の幼稚園課程のある7年制の小学校へ通っており、ほとんどの児童は自宅からの通学が困難なため、親元から離れて寮生活をし、生活のほとんどを校内で過ごしている。
こうした環境下で、被害児童たちは逃げ場所がなかったのかもしれない。
担任だった50代の男性教師は、いつも放課後はすぐに学校を後にし、付近の自宅に戻っていた。
【日時】2015年07月09日(木) 22:00
【提供】日刊サイゾー