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マレーシアで殺害された金正男氏、暗殺の瞬間を空港内の防犯カメラの映像に一部始終が残されていた事が判明。

殺害はたった2秒。

毒をかけられた直後は自力歩行している様子も見受けられる。

しかし、防犯カメラのある、人目のつきやすい空港での犯行。

逮捕された実行犯もおり、北朝鮮らしからぬ不自然な暗殺は見せしめの意味もあるといわれている。

今回使われたと推定されるVXガスは常温では液体のまま。

オウムが散布した毒ガス・サリンのように気化せず実行犯もガスを吸う危険が減るという。

しかし吹きかけた液体は皮膚から体内にしみ込み神経にまわって死に至るという。

しかし、北朝鮮の友好国マレーシアでの白昼の暗殺はマレーシア側を怒らせる事になったようだ。

マレーシア国内でも真相究明を求める声が強まり北朝鮮は一層苦しい立場に置かれるようである。