🌎 国際ニュース

北朝鮮のキム・ヨジョン（金与正）朝鮮労働党副部長、リ・ソングォン外相ら、北朝鮮側が相次いで米国との対話再開拒否の意思を明らかにしたが、韓国外交部（外務省に相当）の当局者は「依然として対話の可能性は開かれている」と評価した。韓国と米国の現在の目的は、北朝鮮の具体的な非核化措置の約束ではなく、ひとまずテーブルについて対話を再開する点も再確認した。外交部関係者は25日、記者団に対して「米国側では対話が再開され、テーブルに向かい合うのが最大の目的」とし「北朝鮮と一緒に座れば、どのような対話を進めていくのかに対する具体的な案は、その時から韓・米・日を含めて本格的に論議を始める」と述べた。同関係者は「北朝鮮に何らかの行動や特定措置を期待しているわけではない」とし「米国が望み、われわれも期待しているのは北朝鮮が直接話してテーブルにつくのが現在の期待水準」と付け加えた。これを前に去る19日、韓国を訪問したアメリカのソン・キム北朝鮮担当特別代表は4泊5日の日程で「前提条件なくいつでも、どこでも北朝鮮と会える」という意志を表明した。

ただし、国連安全保障理事会の対北制裁の緩和など、北朝鮮が望む敵視政策の撤回に対しては線を引いた。