🏯 松江市雑談

22日は1日当たり過去最多となる219人の感染発表となった島根県。
中でも松江市での増加が懸念されています。
市は学校での新たな対策を打ち出しましたが、知事は「やる気があるのか」と痛烈に批判しました。
過去最多219人の感染発表となった県。
このうち松江市は103人と過去2番目の感染確認となりました。
市がその対策として新たに打ち出したのが、エリア単位の一斉休校ルールです。
松江市　上定昭仁　市長
「一律に休校などの措置を講じるのではなく、地域に即したきめの細かい対応が必要」
例えば小学校で感染者が発生した場合、兄弟姉妹が通っていると考えられるその小学校の校区内に限って、中学校や幼稚園も一緒に2日間休校とする一方、校区外の小学校は休校にせず、コロナ対策と学ぶ機会の確保を両立します。
市内に34ある小学校の内、4校の感染者数が52％を占める一方、20校では直近1週間に発生がなく、一律の全校休校は馴染まないというのが理由です。
市民は
「エリアで一斉に休校して、じゃあ次始めましょうっていうのは、子どもの負担も少ないのかなと思います」
「感染者が少ない所に関しては良いとは言えないにしても、休校までする必要はないのかなと思います」
このコロナ対策は25日から始まりますが、丸山知事は、不満をあらわにしました。
島根県　丸山達也　知事
「効果は見ないと分かりませんけどなかなか期待するのは難しい。仕組みの構え方が小さい。やる気があるのかという姿勢の問題。単なる悠長なのか」
県はこれまで、市に対して小学校を1週間程度休校するよう提案しましたが、市が受け入れなかった経緯があります。
知事は20日にも松江市に対し「松江市内についてはお手上げの状況ですよ。ハリーポッターみたいに、くるっと回すときゅっと収まるみたいな魔法の杖をお持ちなのか。」と批判していました。
丸山知事は大型連休による人流の増加で、さらなる感染拡大に大きな危機感を持っているとも述べました。