🌸 雲南市雑談

三刀屋高校のさらなる発展を誓う生徒会長の桑原大河さん＝雲南市三刀屋町古城、アスパル

島根県立三刀屋高校（雲南市三刀屋町三刀屋、本間達也校長）の開校１００周年記念式典が１７日、雲南市三刀屋町古城のアスパルであり、生徒や卒業生ら関係者約６００人が祝った。
式典では卒業生会「雲南会」の佐藤茂会長（７６）が開校の経緯について、地域の若者に夢を与えるため地元住民が一体になって開設に動いたと振り返り、在校生に「高校生活を誇らしく、楽しく過ごしてほしい」と呼びかけた。
生徒会長の桑原大河さん（１７）＝３年＝は「校訓に基づき、節目を迎えた三刀屋高校のさらなる発展を推し進めていく」と力を込めた。本間達也校長は「この地域にあってよかったと感じていただけるような学校づくりを進める」と話した。
同校の創立に寄与した功労者顕彰や演劇部のＯＢ、ＯＧらによる記念公演もあった。同校は１９２４年４月、県内５番目の旧制中学校として開校。卒業生は約１万７千人で、在校生は約４２０人となっている。