🌸 雲南市雑談

日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）の松江シティＦＣが島根県雲南市を拠点とするユースチームの発足を断念したことに関し、同市の景山明教育長が１６日、サッカー練習場の整備スケジュールを巡る市と松江シティの認識のずれが一因だったと明らかにした。
景山教育長は同日の市議会教育民生委員会で、１１月に就任した原仁史市長が松江シティに対し、市民の意見を聞きながら整備計画を精査するため、当初予定した２０２３年４月の供用が困難になったと伝達したと説明。整備する場合でも１年程度の遅れが生じることになり、「松江シティと市とのスケジュール感に齟齬（そご）が出た」と述べた。
サッカー練習場を巡っては、１９年２月に速水雄一前市長が松江シティに整備方針を伝え、大東公園多目的広場（大東町大東）で人工芝グラウンドの設置を計画。市は同日、その後の試算で事業費が３億５千万円程度まで膨らむとの見通しも示した。
市は今後、市民の意見を聞いて整備の是非を検討する考えで、委員会で市議からの異論はなかった。