子育て世帯の経済的な負担を軽減させようと、奥出雲町は4月から医療費の無償化を18歳まで拡充するほか、出産時と小学校の入学時に町内で使用できる10万円分の商品券を支給することを決めました。
奥出雲町は、昨年度の子どもの出生数は54人で10年前と比べておよそ20人減っていて出生数の減少が課題となっています。
こうした中、町は子育て世帯の経済的な負担を軽減させようと、ことし1月から保育料の無償化を始めたのに続き、これまで中学生以下を対象としていた医療費の無償化を、4月の診療分から18歳まで拡充しました。
また、出産時と子どもが小学校に入学する時に町内の店舗で使用できる商品券10万円分を今年度から支給することを決めました。
奥出雲町は「子育てに関する施策を充実させることで、子育て世帯の定住を促進し、子どもの減少に歯止めをかけたい」としています。