両者は過去に2回対戦しており、ティームから見て0勝2敗。どちらの試合も2016年に行われたものだが、約3年ぶりの対戦はティームが勝利し、通算成績を1勝2敗とした。
第1セットは、両者ともにサービスゲームをキープし合い、どちらもブレークチャンスを迎えることなくタイブレークに突入。タイブレークではティームが序盤3ポイントを連取して流れに乗り、7-6(3)で第1セットを先取した。
第2セットでは、第4ゲームでティームが両者通じてこの試合初となるブレークポイントを握ったが、ラオニッチにしのがれ、このセットもタイブレークへ。今度はポイント3-3としたところからラオニッチにポイントを連取され、6(3)-7で第2セットを落とした。
そして第3セットの第5ゲームで、この試合初となるブレークを決めたティーム。ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームでラオニッチにブレークポイントを握られたが、ドロップショットでこのピンチを乗り切ると、最後はネットプレーを決めてティームが6-4で第3セットを取り、勝利を決めた。
接戦となったこの試合、ウィナーの数はティームが25本、ラオニッチが58本と負けたラオニッチの方が倍以上の数を決めていたが、アンフォーストエラーの数でもそれぞれ9本と35本と大きく差が開いていた。また、9本以上のラリーでは6本すべてをティームが取っており、ストローク戦でティームの決定力がラオニッチを上回っての結果となったといえるだろう。
勝利したティームは決勝でロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーはラファエル・ナダル(スペイン)の棄権により、不戦勝での勝ち上がり。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのティーム
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
第1セットは、両者ともにサービスゲームをキープし合い、どちらもブレークチャンスを迎えることなくタイブレークに突入。タイブレークではティームが序盤3ポイントを連取して流れに乗り、7-6(3)で第1セットを先取した。
第2セットでは、第4ゲームでティームが両者通じてこの試合初となるブレークポイントを握ったが、ラオニッチにしのがれ、このセットもタイブレークへ。今度はポイント3-3としたところからラオニッチにポイントを連取され、6(3)-7で第2セットを落とした。
そして第3セットの第5ゲームで、この試合初となるブレークを決めたティーム。ゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームでラオニッチにブレークポイントを握られたが、ドロップショットでこのピンチを乗り切ると、最後はネットプレーを決めてティームが6-4で第3セットを取り、勝利を決めた。
接戦となったこの試合、ウィナーの数はティームが25本、ラオニッチが58本と負けたラオニッチの方が倍以上の数を決めていたが、アンフォーストエラーの数でもそれぞれ9本と35本と大きく差が開いていた。また、9本以上のラリーでは6本すべてをティームが取っており、ストローク戦でティームの決定力がラオニッチを上回っての結果となったといえるだろう。
勝利したティームは決勝でロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する。フェデラーはラファエル・ナダル(スペイン)の棄権により、不戦勝での勝ち上がり。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」でのティーム
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)