アマチュア時代に2008年北京五輪フェザー級、2012年ロンドン五輪ライト級を制した実績を持つロマチェンコは思い出の地で、キャンベルとの金メダリスト対決に臨んだ。身長が5センチ、リーチは14センチも下回りながら、「ハイテク」の愛称通りの技術と抜群のスピード、そして多彩な種類のパンチで徐々にリング内を支配。リーチ差をものともせず、素早い右のリードジャブでキャンベルを再三後退させ、終盤の11回には相手をロープ際に追い込み、ボディーへの連打でダウンを奪った。KOこそ逃したが、終始、圧倒した。
各国専門誌で「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で軒並み1位につけ、「現代最強」の称号を得るロマチェンコ。リング上で、ベルトを体中に巻き付け、「3本目のベルトを獲得できて幸せだ。私を支えてくれた全ての人に感謝する」と表情を緩めた。世界王座統括主要4団体のうち、3本のベルトを統一したが、「次はIBFだ」と次なるターゲットを掲げ、4団体制覇に意欲を示した。
各国専門誌で「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で軒並み1位につけ、「現代最強」の称号を得るロマチェンコ。リング上で、ベルトを体中に巻き付け、「3本目のベルトを獲得できて幸せだ。私を支えてくれた全ての人に感謝する」と表情を緩めた。世界王座統括主要4団体のうち、3本のベルトを統一したが、「次はIBFだ」と次なるターゲットを掲げ、4団体制覇に意欲を示した。