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タイ深南部ナラティワート県ルーソ郡で2024年4月7日、反政府武装勢力による待ち伏せ攻撃で2名のタイ軍兵士が死亡、8名が負傷しました。

 報道によると、10人のレンジャー部隊が、ラマダンの終わりを祝うアーチを建設している村人を訪れる途中、道路脇の茂みに隠れていた反政府武装勢力の攻撃を受けました。銃撃戦により、プラコーン・スッタナンさん（48歳）とウィッタヤー・ブアンガームさん（30歳）が亡くなりました。

マレーシアとの国境が近いタイ深南部では、タイからの分離独立を標榜するイスラム武装勢力による襲撃・爆発事件が頻発。日本の外務省は、タイ深南部のナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)に、渡航中止勧告を発出しています。