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韓国の文在寅（ムン・ジェイン）大統領は31日、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）と関連し「隔離措置を違反する場合、共同体の安全を守るため断固かつ強力な法的措置が伴わなければならない」と強調した。

文大統領は同日午前、青瓦台（大統領府）ビデオ会議室で閣議を開き、4月1日0時に施行される海外入国者の2週間義務隔離措置を言及し「増える海外流入についてもさらに強力な措置と徹底した統制が必要だ」と述べた。

文大統領は「小さな穴1つが堤防を崩す方法」とし「国民が共同体の安全のために努めているとき、一個人がすべての努力を無駄にすることがあってはならない」と強調した。

文大統領は「他国と比較して我々の対応依が国際的に良い評価を受けており、事態が徐々に鎮静化しつつあるが、確実な安定段階に入るには程遠い」と指摘した。

続けて「繰り返し申し上げるが、死亡者を減らすのに特別な関心を注ぎ、多重施設を通じた集団感染を防ぐことに防疫当局の力量を集中してほしい」とし、「集団感染が1か所発生する度に、国民の苦痛がその分大きくなり、韓国経済がさらに崩壊し、さらに多くの仕事を失うという事実を重く考えてほしい」と強調した。