2002年の夏・・は実在する人物・組織名すべてフィクションであります。
[邪的スカイウォーカー]
2003年正月
年があけチェンたちは動きはじめた。大連側の組織と台湾マフィアの連携仕事だ、
大連の組織は「神海貿易公司」を立ち上げ、顧問に「鼻たれの日本人」を据えた。
台湾の組織は「陳」が責任者となり自分の配下の「内装業者」を送り込み大連で
「内装機械公司」と作った。二つの会社は資本は違うが、金の流れは同じだ。
3月・陳が一人で大連にやってきた。私も一人で空港に迎えにいった。
「コウ!元気だったか、すこしやせたのか?」「お前こそ・・」
二人でタクシーに乗り込む・・大連コカ・コーラの工場に目をやりながら陳が
話始めた。「馬が入院した・・先週な、南京路のバニラ・バーで突然倒れたんだよ。
おかげで、後ろにいたチェンは下敷きになりやがってさ、今、ビッコひいてるぜ。
いい、ボディガードだろ?ははは・・」「馬の病気はなんだい?」
「肝臓だ・・・まぁすぐよくなるだろ。」・・・
[邪的スカイウオーカー]
神海貿易公司の「周」という男がフラマで待っていた、陳は握手をしてすぐに話し始める。
周が私のほうをちらちらみるので、私は陳に「あとで、電話くれ」といって外に出た。
陳よりもチェンよりも「ずるそうな」ヤツだ・・・あの「周」は・・・・
[邪的スカイウオーカー]
その日の夜、陳からの電話は10時を過ぎていた。「コウ・話そう・・どこにいる?」
「ああ・ホテルだろう。俺が行くよ。」フラマの新館に着くと、陳はロビーにいた。
バーに行こうといい、二人でテキーラのカクテルで改めて「乾杯」した後、陳は
言い出した「コウ・・お前あの周が嫌いかい?ははは・・答えるなわかるさ、お前
はわかりやすいぜ!周もみたいだ。「あいつは誰だ?日本人をお前たちも使うのか」ってな
うるせいヤツだよ。うるさいついでに、いまさらになって事業の延期を言い出しやがった。
ヤロウ・・韓国人みてぇなヤツだぜ、でもよ、あとは順調だよ。・・今日はお前に
じっくり教えてやるぜ。ここは俺とお前しかいないしな・・」
陳は続ける。
「涎掛けの日本人がよ。日本の自分の子分使って日本の社長を集めてここに
連れて来るんだとよ。ばかなヤロウだぜ・「周」のヤツが「集客のマージン」
匂わせたらすぐに飛びついたらしいぜ。建物があらかた出来たら「ご一行様」が
来る算段さ。図面みせてな「あなたのお店はどこがいいですか?」ってよ。
家賃は売り上げ比率だから、売れなきゃ家賃はいらねぇ、いい条件だろうよ
日本の社長なんざてめぇの名刺に「中国支店」が入れられんだ。それだけで
お空だぜ。契約させりゃ、こっちのモンだ、お店の機材・必要なものは全部
神海の指定業者からしか購入できね〜、ほれこの「名刺」のとこだ・・・みろ
俺の会社だぜ、建物のオープン時期と契約時期をうまく重ねりゃ・・日本人は
あわてて金払い込んでくるぜ。」
「でも陳・・お前の会社に入る金は「周」の会社からだろ、あいつが払わないなんてことは
ないのか??」
「はは・・コウ・死にたくないけりゃ払うさ、」
[邪的スカイウオーカー]
シンガポール人の一団がステージで歌い始めた。
陳はカウンターで私のほうを向いて話している。私は陳の後ろを通る中国の若者たち
に目を向ける、若者たちは目を伏せ声も立てずに出口に向かった。すべては
陳の持っている「オーラ」のせいなのか、陳はいままでどんなことを台湾・上海で
してきたのだろう。
[邪的スカイウオーカー]
「おい!コウ?来月は上海に来いよ。馬とも約束したんだ、コウに来月上海であわせるってな
わかったか?来いよ」 「なんでまた急なことを、いいけどな、行こう、チェンにも
会いたいな」
陳は突然顔が明るくなった。「そうか!!よしよし・・電話しとくぜ」「今しろよ」
「ははは・台湾語が出ちまうぜ。そいつはまずい」 なるほど さすがは冷静な陳だ。
「たのしいついでにもうひとつだ。コウ・・明日は俺といたずらしようじゃないか?
明日は「涎掛け野郎」と会うんだぜ。おまえ、台湾人のふりして俺と一緒に来いよ。
ばれたら1000元だ!おれはばれないほうに1000元!・・ルールはお前は「しゃべるな」だよ。
涎掛け大人は「中国の女」を通訳がわりに連れてくる。どうだ?」
すこし考えた・・・よだれかけの日本人にも興味がある・・「よい・行こう!乗った」
「ははは・・おもしろい!乾杯だ!」
[邪的スカイウォーカー]
拾ったけど、やっぱりコラだよな??
ttp:\/\/last-memory.com/bbs/02/
ttp:\/\/last-memory.com/bbs/03/
[d]
これが チェンの言ってた「よだれの日本人」か・・・ふつうの日本人の
おっさんだ。 60歳にちかい・・陳のほうがよっぽど貫禄があるな、
利用される日本人か、あわれなものだ、このおっさんは日本人のえさの役割
だ。集め終われば『周』にポイだ、お気の毒に・・・
[邪的スカイウォーカー]
陳のめがねを掛けさせられて、「無言」でいることの約束を守り、私は「涎掛け
の日本人に会った。よだれはたらしていないがチェンの言ったイメージは伝わる。
中国の通訳の子も20歳代だろう、気の毒に、まさかマフィアの通訳とは・・
「普通の人たち」ではないのは分かるはずだ、陳の言うことを「真剣」に聞き、「よだれ」に
通訳するが、ところどころ間違えている、まぁ、いいだろう。こいつと話をするのは
目的じゃない、私と陳のいたずらなのだから、陳もこうなると意地悪だ。女の子に無駄な
質問をぶつける、しかも「ねーさん、日本人につたえてくれ、おれたちに損をさせるなってな」
がくがくうなずき「よだれ」に「わたしたちはお金をなくしたくないと陳さんはいっています。」
「よだれ」が「信じてください、お金は増えます。」・・・くだらない茶番だ。
[邪的スカイウォーカー]
陳を飛行場に送る間、陳と私は笑いが止まらない・・「チェンはうまいこと言うなぁ
たしかに「よだれたらしてる爺だな」と陳が言う。
もうすぐ「飛行場」に着くころ、陳はつぶやくように言った「コウ・また来るよ。
来月はお前と上海で会うぞ、馬の野郎、あいつは悪い病気だ。来てやってくれ、」
わかっていた・・・馬は倒れるような奴ではない、プロレスラーが肝臓で突然倒れないだろう。
「いくよ。約束する」
[邪的スカイウォーカー]
この物語はフィクションであり実在の人物・会社名はありません。
[邪的スカイウォーカー]
2002年9月 馬の身体はもうもとに戻らず、故郷台湾の病院に入院することに
なった。チェンは馬のために馬の家族・親戚への援助、馬の家・入院費用のお金
を全部支払い、「金の掛かるボディーガードだぜ!ふははは!でもな、これが
俺たち台湾のやりカタさ!」 陳に金額を聞いたときは驚いた。
この年の大連で、わたしは「かってないほどのたくさんの日本人がきたこと」を覚えてる。
もともと大連という、「中国政府が対日本にむけて開いた港街」地区には「大会社・小工場」
しか存在しなかった。「大会社」は森茂ビルに入る大手企業・それと「開発区」に大きな資本
の『工場』・そして日本の「地方都市」で工場をしている個人主の経営する小さい「支店」の
ような工場・・これしか存在していなかった。もちろん「料理や」などもあったが、
「神海」の周に利用された「涎掛けのオヤジ」は日本では有名人で自分の日本の子分を
利用し、「たくさんの日本人」を騙し、大連につれてきた。・・騙された日本人の内訳は
「チェーン店」(日本で10店舗程度)・これは「食べ物やから洋服関係まで」
原宿系のお店・大阪アメリカ村のお店・パスタ・すし・コーヒー・日本料理・の個人事業主
みんな・そこそこ日本で成功し「次は中国に進出したい」社長ばかりだ。
[邪的スカイウォーカー]
子分は周の「お膳立て」した「架空の商業施設」の図面をもち日本の社長を
騙して大連につれてきた。「図面」だけは立派なものだ。
「家賃は売り上げに応じての支払いです。」「商品は日本から持ち込んでください。
もちろん「関税」などは実費ですよ。」「店舗の設備費用は格安で私どもの現地会社が
請け負います」「販売員も現地でお世話します。」 すべてが「中国の物価は安い」を
盾にした騙しだ。 低コストで中国に「支店」をもてる夢に多くの社長が騙された。
子分共の水戸黄門は涎掛けのオヤジだ。「この方が現地会社の顧問「涎の先生です。
日本の大手スーパーの2代目なんですよ。ここ大連では有名なかたですよ。」
[邪的スカイウォーカー]
大連駅の近くに地上4階建ての「商業施設」があらかた立ち上がったころ、
社長たちの大連訪問は『ピーク 』になった。 なかには「この際2店舗・3店舗
と作ろう」「会社・事務所もつくろう」「工場もつくろう」「彼女もつくろう」
と本格進出を試みる社長も現れる。なかには「自社ブランドの登記」を試みたり、
「定住許可の申請したり」 毎日日本から来る飛行機はそんな「オヤジ社長」「若手
社長」「現地店舗責任者」「板前」「販売員教育係り」「店舗デザイナー」
でいっぱいになった。
[邪的スカイウォーカー]
そんな時にわたしは「よだれのオヤジ」に再度会う機会があった。今度は
めがねも掛けず、ラフなカッコだ。若い女と海鮮料理を食っている「よだれのオヤジ」
に私の友達が紹介してくれたのだ。名刺を出した私を「よだれのオヤジ」は
「ふんふん」といいながら、餌を食うのに夢中だ。もちろんわたしが「陳」と一緒に
一度会っているなんてわからない。 よだれも脳みそもたれてるオヤジだ。
自分の名刺も出さず、尊大な態度のオヤジにあきれ・・わたしはすぐにその場を
去った。 陳に会ったときの「卑屈な態度」はこのオヤジの本当の姿だったのだろう。
[邪的スカイウオーカー]
神海の周はなにもしない、ただ「顧問のオヤジ」「オヤジの部下」にすべて任せ
自分はこの詐欺悪事の輪の外にいることを決め込んだ。りこうなヤロウだ。
オヤジの部下の子分共はせっせと日本人の騙しに専念している。もうすぐ
「商業施設」が出来上がる。
名前は「BIRO」地上4階建ての巨大モールだ。
地下1階は「ダンスフロア・ディスコ」
1階は「ホール」「スーパー」「喫茶店」「パン・ケーキ」「レストラン」
2階は「雑貨・ファッション関係」
3階・4階は電気関係・ブランドショップ
「日本の百貨店とおなじです」とパンフレットに書いてある。
これだけたくさんの日本の会社がよく「騙された」もんだ。どの店も「BIRO]の
指定の業者に内装・施工を頼む、陳の会社が請負い10倍に金額でお店を作る。
まさに「金の降る箱」だ。
図面をみると不思議なことに1階のメイン通路に小型ショップが点在している。
この土地の地権者が土地を売る代わりに要求した「販売スペース」だ。この地権者たち
はここでなにを売っても、管理会社の神海は知らんふりだろう。
一番金を使った日本人たちは「地下」と「2階」に集中している。人の流れを考えれば
この1階で「金を使わせれば」・来た客は上に行かない。下にも用無しだ。
[邪的スカイウオーカー]
子分共は日本での集客活動をピークに持っていくため、「マスコミ」も利用した。
現地大連でもTVCMを流す、
「大連で会社を作る」は小さなブームとなり、「小金持ち」や「中小企業の社長」が
大連にやってくる。「キャバクラのチェーン」「レストランチェーン」「IT関係」
が大連に事務所・店舗を持ち、一時の流行のようになった。
[邪的スカイウオーカー]
チェンが新しいボディガード、金を連れて再び大連にやってきた。今回、陳は
上海の兄弟会議のため来れない。 兄弟会議を陳に任せて老大のチェンが来るとは
思わなかった。重要な用事なんだろう。
「コウ!夜ならいいか?電話するよ」と言い残し、神海・周の回したベンツに乗り込んだ
チェンと金・・・
おそらく、揉め事だろうと予想はできた、
11時を回った頃、チェンから電話が来る。金を迎えにまわすので、こっちに来てくれ。
(不機嫌そうだな・・)
フラマホテルの地下で3人でビールを飲む。 金も馬と同じ「しゃべらないタイプ」だ
黙って二人の話を聞きながら、入り口のチェックを横目でしているのは馬と一緒だ。
「今日はトサカにきたぜ!!」・・チェンが汚い言葉でしゃべり出す。
「周のヤロウ、なめやがって!ふざけたヤロウだ。」
神海の周は、日本からの施工代金の2%を手数料で抜き、陳の設備公司に払う。
すでに200万人民元を払ってきているのだが、陳の調べによると、設備請負に
おかしな点があるらしい、なんと周は自分の子分の施工会社を作り、そちらにも
発注をまわしてるようだ。おまけにチェンの請負金2%を操作し3・5%もマージン
を抜いていたらしい、チェンが大連に来た理由はこれだ。
最初は陳が兄弟を連れて乗り込んでくると言ったらしいが、チェンが押さえて自分できたのは
交渉に掛けてはチェンのほうが上手だからだ。 そのチェンが怒っているのは余程、頭にきたのだろう。
[邪的スカイウオーカー]
ビール1本で赤くなったチェンは、ひとしきり「周」を罵倒して気が治まったのか
私と旅に行こうという自分の計画を話し始めた、「コウ!どうだ?一緒に香港に行こう
面白いぞ!カジノ行って女と遊んで、飽きたら奏国でも行こう!楽しいぞ。金は必要ないぜ!
この「BIRO]の儲けで3年は遊んでいられるからな、ふははは!!」
「ご機嫌がもどったのかい、チェン? 俺は香港よりもハルピンとか行ってみたいね。」
「なんだそれ??コウ・・お前は遊びかたをしらねぇな、遊びは暖かいとこって決まってるぜ」
「ははは・・もっともだ」 「だろ??」
突然 此方に背中を向けていた金が立ち上がった。 バーの入り口に「二人の男」が
立ち此方を見ている。 金は顔だけチェンに向け台湾語で「ボス・昼間のやつらだ」
と小さい声でしゃべる。
[邪的スカイウオーカー]
金に向かい歩いてくる二人の男、金が歩き出し、わたしたちから離れた
ところで二人の足を止める行動に出た、チェンは顔を向けた 私はそのとき
のチェンの顔が見たかった、おそらくチェンの素顔の顔が見れるのだろう。
二人の男は金に向かって、両手をひらひらさせてる。金がその二人になにやら
「指図」し二人は横向きになった、2つ程はなれたテーブルに座った。金は
チェンの元にもどって「耳打ち」する。うなずくチェン、
「コウ・・すまん、はずしてくれ・・お前にこの件は関わらせたくない、お前は
日本人だ。あとで連絡する」と台湾語の小声で言う。「わかった」と私は答えた。
立ち上がろうとした時、チェンがもう一度台湾語で私に言った。二人組みに
聞えるように「次回は上海で会おう。朋友」
[邪的スカイウオーカー]
浦東国際空港についた私は長いウィングを歩き出口から出る。とたんに背中に
なにかを押し付けられて台湾語の小声「動くと刺すぜ」・・・陳の声だ。
「動かないけど「ションベン」たれるぜ」と振り向き陳の肩に手を置いた。
陳と私は陳の運転する車で虹橋に向かう、
「陳よ。設備の会社で儲かったんだって?」私の問いかけに陳は「ははは・・
チェンがそう言ったのか、そのトウリだ!!今日はおごるぞ。」
2002年の2月・上海に用事があった私は、チェンに電話した。
「周のやつが「ごめん」しやがった。こっちの言い分が通ったぜ。もう十分に
儲けたけどな、一度コケにしやがったから罰金も取ったぜ、ふははは・・
その金で遊ぼうぜ!」
あの夜の二人組みは、周の代理人だ、条件の変更と詫び状を持ってチェンの元
に現れたみたいだ。
大連ではもうすぐ「BIRO」のオープンだ。まだ内装が完全に出来ていない
らしいが、たしか4月20日とか聞いた覚えがある。
「おいコウ・・壁紙って日本ではいくら位するんだ?」と陳が聞いてきた。
わたしが答える前に「1枚30元だぜ!はははは・・2元なのにな!!」
日本より高いような気がする・・・・
1店舗で13万人民元は利益が出てると陳は話す。「それでも日本よりも
お安いらしいいぜ、ははは・・」
[邪的スカイウオーカー]
2002年 8月
1ヶ月ほど遅れ「BIRO」はオープンした、1週間の間は「珍しい施設」に
大連の人たちは驚き、日本の製品を見た若者は素直にほしいと思ったのだろう。
4階の電気売り場が1階で大きなセールを打ち、これに地元のお客が群がった。
しかし肝心の日本製品は金額が高すぎ、小物しか動かない、
大きな嘘がオープン前に発覚し「よだれオヤジ」の子分共だは収集がつかなくなって
いた。
日本から商品を送り込んだが大連の港で止められ「関税」の申告に莫大な費用を
取られたと子分にクレームの電話が殺到した。
「特別なルートで関税は8%だけでいいという話はどうなったんだ!」
「当初と話がちがう」
「販売員が居なくなった」
もともと詐欺で始まっているので暴かれだしたら止まらない事態になった。
子分共は収集がつかなくなり「よだれの親分」に相談するが、これもまったく
頼りにならない、初めて神海の周が動いた。
「みなさん、勘違いしないでください。ここは中国です、中国の法律では当たり前
なんです。」
つじつまが合わない説明に怒った者は即座に撤収を決意した、これは周の計算のうちだ。
すぐさま売り場を整理して「次のカモ」を入れる準備をする。残された商品はほとんどが
返却せず「現地で処分」になるが、関税申告時に所有権利は「神海貿易公司」に
なっているので実質「周」の所有物となっている。送り込んだ商品を返却してほしければ
売ってやると嘯いた。あきらめた「店舗側」は打ち捨ての状態で撤収する。
新しいカモはまた「神海」の指定業者に内装させて商品を送り込んでくる。
一時はパニックになった、よだれの一味は周の後始末に味を覚え、次々と他の店舗
にも同じ手をつかい、説得は周の中国語での「ここは中国だ」のきめ台詞で解決して
いった。
[邪的スカイウオーカー]
1階では地権者たちの店で「ニセモノ」が売られ、金額の低い雑貨品、衣料・靴
の店が立ち、人はここに集中した。日本の製品を扱う2階では「低額」のものしか
動かず、200元以上の商品はまったく売れない、地下のお店も同様でなにしろ
「商業施設」といいながらお客がいない「デットスペース」になってしまっていた。
[邪的スカイウオーカー]
日本からの出店者たちの不満は「当初の話とぜんぜん違う」・・・
「毎月無駄に人件費が出て行く」 それはそうだ販売員も『神海』が管理し
人件費を毎月日本に請求してるんだから、
「売り上げがないので家賃は払わない」 では売れた商品の代金を相殺する、
なにせ「BIRO]の商品は全部「神海」のものなのだから・・・
肝心の「よだれのオヤジ」は大連で毎日遊んでる、日本からのクレームの電話にも
出ない、子分共も「日本から」自分の愛人を呼び寄せ遊んでる、クレームの
電話は「はいはい」と聞いて切ってしまう。
しびれを切らして大連に来た「出店者」はこの有様を見て怒る元気をなくし
「あきらめ」て返っていく・・これこそが「周」の立てた詐欺計画の全貌だった。
もともと「この土地」「建物」に周は一銭もだしていない、日本で言えば「第3セクター」
が作った建物・施設だから、有る意味税金だ。
この箱を使い、腹を一杯にしたら逃げる気だったのだ。
[邪的スカイウオーカー]
まったく客のいない商業施設「BIRO」 退店を1ヶ月で決めた者、あきらめて
だらだらと続ける者、ここが我慢と自分のお店だけでも・・と努力する者、
3ヶ月後の8月には『空くとこは空きやのまま』の状態で虫食いのような
店舗になってしまっていた、地下1階の「ダンス・ディスコ」の計画は頓挫
最上階の4階は閉鎖、日本にも悪い評判が伝わるのが早く、次のテナントが
つかなくなってしまった。
[邪的スカイウオーカー]
チェンはこの情報を陳から受け「引き時」と判断し設備会社をあっさり
つぶした。 これ以上の神海とのかかわりは不利益だと思ったのだろう。
周もしたたかだ、あっさりと了承し、そのわずか2ヵ月後には「よだれオヤジ」
を解雇、自分の組織を解散させて、「神海貿易公司」の名前をおろして
トンズラした。 残ったのは「捨てられた出店者」とよだれオヤジとその一味
だけになった。 やつらのふところには「金」など残ってない、
この「詐欺」で大金を握ったのは「チェン」の台湾マフィアと周だけだ。
[邪的スカイウオーカー]
この物語はフィクションであり、登場の人物・組織・会社名は実在しません。
[邪的スカイウオーカー]
ココに貼られてるミホって子、他に持ってる人おる?
まじで惚れてもたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ttp:\/\/last-memory.com/bbs/02/
ttp:\/\/last-memory.com/bbs/03/
[d]
黒熊さんもアンチ黒熊さんも、スレと関係ないこと書かないでください。
他の大連版もあなた方のせいで、まともな書き込みがほとんど無くなっています。
[黒熊 ◇cNlZwZaDGU]
廣田、廣田とそんなに騒ぐな!
ただ黒熊を名乗ったジジイではないか!
↑お前しつこい! そこらへんじゅうに、同じ書込みしてキチガイか?!
スレに関係のない書き込みはもうやめろ!
人の迷惑考えない、独りよがりの落ちこぼれ!
クソしてとっとと死ね!
[背番号0さん]
このスレ最初から読むと面白い。
VIBOが潰れた本当の理由知ってる方教えてください。
[匿名さん]
私の火照ってる体を見てくれませんか?
↓ホムペに裸の写メを載せているので是非みてくださいね。
ttp:\/\/ltcao.com/rk7/
[mari]
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[背番号0さん]