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1月19日に放送されたFM FUJI『沈黙の金曜日』(毎週金曜21時)にて、同番組にレギュラー出演している乃木坂46・弓木奈於さんが、生放送中に興味深い発言をする場面があった。

それは2時間の生放送も終盤を迎えた頃。アルコ＆ピースの酒井健太さん・平子祐希さんと共に、3人が美容の話題で盛り上がっていると、その話がInstagramに結びつき、「もし皆さんが待望であればSNSも始めたいな、なんて弓木は思っております」と彼女が口にした。

メイクやコスメなど美容の話題になった途端、いつにも増して前のめりでトークをしていた弓木さんは、「“好き”を発信できれば」とInstagramの開設に興味を示していた。直後に「どこまでが本気かって言われたら、全部空想の世界ですけど」と彼女らしい言い回しではぐらかしたものの、その熱量はかなり本気のものであった。

徐々にメンバーが

乃木坂46メンバー個人とInstagramの関係性。それは、卒業生の松村沙友理さんがグループ在籍中の2019年にアカウントを開設したのが始まりである。自身が出演する映画の宣伝も兼ねてのことだったが、そこから徐々にグループ内でInstagramの個人アカウントを持つメンバーが増えていった。

ソロ写真集の宣伝用アカウントを個人用として引き継ぐメンバーもいれば、多くのメンバーが誕生日という節目をきっかけに、所属事務所のルールだと思われる基本的には二十歳以降のメンバーが開設する傾向にある。

乃木坂ファンにとってみれば、メンバーのInstagramは活動を追うための貴重な情報源だ。メンバーをより深く知ることができるコンテンツであり、メンバーからしてみればその逆で、好きなことを写真と動画で自由に発信できる場所だ。

ブログで公開

生放送の翌日、弓木さんは番組内で触れていた、韓国メイクをしてもらった写真をブログで公開した。「需要ありますかね？ブログで(コスメ紹介)やろうかな？」と話しながら、評判が良ければこの先も…という形で自身の“好き”をまずはブログで発信した。

メイクだけでなくスタイリングから撮影のセッティングまで手が込んでおり、これは友人が何から何まで手配してくれたという。普段のメイク方法と全く違う方法の韓国メイクに彼女は驚いたそうだが、驚いたのは私たちの方だ。なぜなら、誌面や宣材用かと思ってしまうほど写真の完成度が高く、韓国メイクによって弓木さんの違った角度のビジュアルの良さが引き出されていたからだ。

「時期によります」

年齢を聞かれると「時期によります」と答えたり、弓木語録でいつも笑わせてくれる彼女が2月3日に25歳を迎える。誕生日が近いとなると期待するものは目の前だ。美容のほかにも、メンバーとの時間、世界中にいる友人との交流、愛犬・雲海との動画、弓木家のジャーマンポテト。彼女らしさが詰まった“Instagramさん”が開設されたなら、乃木坂ファンもラジオリスナーもウォーウォー泣きながら、エルモの2倍頑張って弓木さんの応援にさらに力を注ぐことだろう。弓木奈於さん、あなたはもっとたくさんの人たちに見つかってもらいたいと、ファンが誇りを持って思える乃木坂46の大切なメンバーだ。