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「今世紀最大の二世タレント」と鳴り物入りで芸能界デビューを飾ったKoki，だが、ある出来事をきっかけに、広告業界での評判が急落してしまっているという。

そして一方で、一時は猛バッシングの末に「人気凋落」とまで言われた木村拓哉は、偶発的な“Koki，特需”により、人気を復活させつつあるのだという。

Koki，は5月、「ELLE JAPON」（ハースト婦人画報社）7月号カバーモデルとして登場以降、雑誌を中心にさまざまなシーンに登場するように。

10月には初のCM出演となる大塚製薬の「ボディメンテ ドリンク」のCM発表会で、これまた初の公の場に登場することとなった。

「ところが、ここでのトークがKoki，の“特別感”に水を差してしまった。いくら大物二世といっても、まだ芸能歴も浅い15歳であることには変わりなく、ごく普通のトーク内容に、大手スポンサー企業がやや引いてしまったんです。本人サイドもそれは察しているようで、今後しばらくは公の場に姿を見せず、粛々とモデルとして実績を積み上げていく方針のようです」（芸能プロ関係者）

その一方で、木村は2016年に勃発したSMAP分裂騒動時、メンバーたちでなくジャニーズ事務所側についたことから、世間からの不信感をモロに浴びることに。

「ジャニーズに近い各大手メディアは、木村を批判的に報じることはできなかったものの、世間が木村に反感を抱いたことは、火を見るよりも明らかでした。一時はCMも0本となり、SMAPの解散と同等レベルで、木村の人気凋落も、騒動の大きな焦点となりました」（週刊誌記者）

しかし、現在木村はゴルフウェアブランド「MARK＆LONA」など、複数のCMにも出演するように。

さらに、先々のオファーも届き始めているのだという。

「これまで徹底して隠していた“父親の顔”が、Koki，の登場によって、なかば強引ではあるもののオープンになった。これがCMスポンサー各社に刺さったようで、これまでにはなかったCM起用案が、続々と届いているんです。しかし、木村本人に『娘のおかげで……』と伝わってしまうことは、業界的にタブー視されていることで、新規プランの採用には相当慎重になっているようですが」（前出・関係者）

木村の凋落は、ジャニーズ残留を勧めたとされる妻・工藤静香にも原因があると言われているが、Koki，の早期デビューをゴリ押ししたのも、また工藤の差し金とされる。

「そう考えると、工藤の“戦略”はうまくハマったと言えるのかも知れません。木村本人が、それを望んでいるとは、到底思えませんがね」（同）

思わぬ形で娘の威を借ることとなってしまった木村だが、今後窮地に追い込まれたとしてもKoki，と工藤の母親タッグが、再び木村を救うことになるかもしれない。