2018年3月、鉄道網の整備が遅れているフィリピンでは、移動の中心はバスのウェートが高い。
昨年新路線として運行が始まった、マニラ空港第3ターミナルとクラーク空港を結ぶ空港連絡バス。
利用者のリクエストを受けて、クラーク発便の降車停留所に、第1ターミナルと第2ターミナルが新たに加わった。
LCC専用の第4ターミナルには立ち寄らない。
マニラ空港はターミナル間の連絡移動バスの本数が少なく、道路渋滞で30分以上かかることもあるため、第1ターミナルと第2ターミナルで降車できることのメリットは大きい。
この路線は、大型ショッピングセンターSMクラークから乗車することもでき、アンへレスなどからマニラ空港に直行する唯一のバス路線としても利用者が増えている。
運行スケージュルは、頻繁に変更されることが多いため事前確認が必要。
運賃は片道350ペソ(約850円)。
新車両が使用されており、無料WiFiのサービスもある。
座席のシートは、ビニールカバーで覆われており衛生的だ。
クラークは経済特別区で、日本からの企業誘致に力を入れており、ヨコハマタイヤなど40社が操業している。
このところ、マニラ空港は滑走路の老朽化に伴い、一時離発着が出来なくなるトラブルが年に数回起きており、マニラ空港の機能を補完するため、クラーク空港の大幅拡張工事が進められている。
【日時】2018年03月16日(金)
【提供】Global News Asia