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元駐デンマーク大使であるタイ人男性が2023年10月8日朝、バンコクのチャトゥチャック区にある高級住宅地にある自宅で遺体で発見されました。

タイ警察スティサン署は10月8日の朝、腐敗臭が家から漂っているという建設作業員からの通報を受け、ヴィパワディランシット通りソイ20にある3階建ての住宅へ出動しました。

建設作業員は、家の修理を行うために約束の時間に元大使の男性の家に到着。インターホンを押しましたが反応がなく、悪臭が漂っていたため、警察に通報しました。

駆けつけた警察官は家に入り、2階の浴室で段ボール箱で覆われた高齢男性の遺体を発見。高齢男性は元大使の男性で、約1週間前に死亡したとみられています。

なお近隣住民は、元大使の男性は1ヶ月前に改装した家に引っ越して来たばかりで、一人暮らしをしていたと証言しています。

警察は、荒らされた形跡のある家を捜索。防犯カメラの映像をチェックしたところ、家の改装工事に携わった二人の息子のうちの1人の姿が映っていました。

警察は、画家である息子に事情聴取する予定です。