40〜50代の太専太行きませんか?
気が合えばその後も
[匿名さん]
難解な本を読み解く姿
戦時中のフランスでは同性愛者は「犯罪者」として強制収容所に入れられるなどといった扱いを受けていました。しかし、そのような過去を持つフランスも、今となっては同性パートナーシップの制度も整い、それに上積みする形で、同性婚も合法化しました。結果としてEUの中でも比較的LGBTフレンドリーな国となったフランスでは、LGBTは「科学」の生物領域で取りあげられています。「女性、男性になること」という項目の中で、胎児の性決定の際、XX(男性)やXY(女性)など性染色体役割を説明し、そしてXXでも女性の染色体をもち、女性の外見を備えた男性がいることに触れ、性的なアイデンティティや性的指向についても解説しています。加えて、歴史的、社会制度的な側面、生命倫理の点からなど様々な方向からLGBT教育が行なわれているため、LGBTフレンドリーな土壌が築かれています。
LGBTを多様な方向から捉えることで性についての観点も多様となっているフランスでは現在、PMA(人工授精などの生殖援助)を同性カップルにも適用するかどうかが論点となっています。当然課題が山積していることは分かっていますが、全ての人が望むように生きられる社会がフランスでも実現するといいですね。
[匿名さん]