>>208 の件についての詳細はこちらを。
阿久根市「市民交流センター建設計画」にみる公共建築のあり方
先日NETIBで報じた阿久根市の「市民交流センター建設計画」について、旧建設省で赤坂迎賓館改修工事の現場トップを務めるなどした経験を持つA氏が、現在開会中の阿久根市議会第3回定例会の総務文教委員会で参考人招致を受けた。
当初予算25億円から現時点で37億円に膨れ上がった同計画。ようやく図面や設計図の情報開示を受けたA氏は、「率直に言ってデタラメ」と計画全体について語った。A氏の意見は次のようなものだ。
-----
そもそも提示された予算のなかでまとめるのが建築の基本です。
予算増額にあたって発注者側が検討段階を踏んでいない。というのは発注者側、つまり市側に建築の専門家がおらず、設計者に提示されたものを検討できる者がいないからです。
見積料はこの程度でよいか、民法上の契約料はこれくらいか、と分かる人が誰もいない。
実際、設計図をみると、阿久根市民の生活レベル、文化レベルといった実情に全くふさわしくないものでした。
高さ8メートルものガラス張りの建築物はまるで東京の百貨店のよう。
掃除などメンテナンスも大変ですし、ガラスですからヒートロスも大きく、それを上回る空調設備にしなければならないという、見てくれ優先で機能が無視されたような状態です。
そのような建築物は建築家の夢に過ぎず、経済的な観点からして公共物として全くふさわしくない。
-----
西平市政の悪政について知りたいかたは、続きを読んでね。